35才が思うキャリアの転機:一歩踏み出す勇気の大切さ
4月ですね!
新年度という方も多いのかな?
私の会社も4月スタートなので、年度がかわり、いろいろ組織変更などもあり、バタバタです。
個人としては、震災の年に始まった社会人生活が14年めになりました。
去年35才の節目を迎えて、2回の転職をした社会人人生を振り返ってあの時ああしてよかったなと思ったことがあったので、何回かに分けて、書いてみようと思います。
30才過ぎまで紆余曲折あってしんどかった経験が、誰かの役に立ったら嬉しいです!
うまくいかなかった新卒の就職活動
私が就職活動を行った15年ほど前は、大学3年生の秋ごろから本格的に開始し、4月1日に内定解禁という時代でした。
私は12月まで学生団体の大きなイベントの運営をしていたので、ちゃんと活動し始めたのは1月くらいでした。
ちょっと出遅れた感もあったけど、就職率の高い大学にいたので、問題ないでしょ〜くらいの軽い気持ちでいました。
でもいざ始めてみると、私は面接が苦手で、全然うまくいかず…
ほとんどの人が4月で就活終える中、7月に入ってやっと1社内定をもらいました。
5月にゼミの先生に「早く就活終わらせて、卒論進めてください」と怒られ、「私だって早く終わらせたいよ」と言いそうになったのを覚えています。笑
おそらく応募自体は数十社、1次面接に行けたのが20社以上、でも2次以降にいけたのは片手で数えるくらい。
だいたい4-5次面接まであるから、本当に遠い道のりでした。
新卒の面接って、学生側が何人も一緒に面接されるんですよね。
そういうのとか、若者らしい「頑張ります」ってやる気を見せるのとかがあわなかったのかなと思います。
まぁでも1社でも内定もらえたのはありがたかったので、まずはその会社で頑張ることにしました。
残業と休日出勤だらけの1社め
震災が3月にあり、まだまだ世の中が混乱してる中、社会人生活がスタートしました。
全国10ヵ所くらいに事務所がある、社員数500人くらいの会社です。
1社めはとても業務量が多い会社で、1年めから残業と休日出勤だらけでした。
とにかく忙しいので、作業しながら別の業務の手順考えないと終わらない感じで、常に時間に追われていました。
会社の床で寝たり、家に帰っても早く起きないとだから床で寝たり、めちゃくちゃな生活でしたね。
それで自分が成長できている実感があればまだよかったのかもしれませんが、業務内容は事務的なものであまり成長を感じられませんでした。
それで3年めに入ったくらいで、転職活動を開始。
第二新卒で異業種でもポテンシャルで見てくれるし、何より面接は他の応募者はいなくて私だけで、じっくり話を聞いてくれて、とてもやりやすかった。
数十人規模の会社ですが、自分が合いそうで残業も少ない会社2社から内定をもらいました。
そのまま残って異動希望を出すか、別の会社にいくか
実は転職活動をする中で、まだこの会社でやれることがあるのではないか、別の部署に異動できたら自分がやりたいことができるのではないか、という気持ちも強くなっていました。
なので、いざ内定をもらっても、即決できず、返答期限ギリギリまで悩みました。
やっぱり新しい環境にいくのは勇気がいるし、もし次のところがあわずにまた転職したいと思ったら2年半で1社めを辞めているのは不利なのではないか、などリスクも考えてしまい、なかなか決断できず…。
毎日答えが変わっていましたが、最後は平日に映画を楽しめる生活がしたいなと思って、転職することにしました。
勇気をもって転職してよかった
そんなこんなで最後は不純な理由で転職を決めたわけですが、その決断が正しかったと最初の1週間で思ったし、10年経った今でも強く思います。
転職によって、
・残業時間の減少
・給与アップ
・刺激のある充実した業務
・自分の成長を考えて仕事を割り振ってくれる上司
・刺激しあえる同僚
・おいしいランチ 笑
多くが手に入れられました。
失ったものが1コもないくらいでした。
2社めは給与もどんどん上げてくれる、社員に還元してくれる会社だったので、次の転職でも優位に給与交渉することができました。
入社時20人ほどで小さい会社でしたが、その後5年で80人くらいになっています。
あとからわかりましたが、成長企業は給与もどんどん上げてくれるところが多いので、戦略的にそういった企業に転職するのはありだと思います。
この転職がなかったら、あるいはもっと遅くに転職していたら、給与も低いまま、時間の余裕もないままで、友人と会う時間も無くなって友人もなくして、趣味を楽しむ時間もなく、全然違う人生だったと思います。
本当にこの時転職してよかった。
新しい環境に飛び込む勇気をもってよかったなと思います。
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