46:ベナン人は天才
Bonjour!
日本人がベナン人に絶対勝てないであろう能力。
それは、言語の習得する力!!!
日本では、言語を3つ以上操れる人は多くありません(私からすると英語が話せるだけで、雲の上の存在…)。
しかし、ベナン人はトリリンガルなんて当たり前で、5つの言語を操ることができる人も珍しくありません。
※フランス語、英語、現地語×複数
現地語はフランス語や英語と比べると言語数が圧倒的に少ないです。
それでも相手の出身によって話す言葉を変えているベナン人は天才だと思います。
ベナン人は、日本人より耳から入ってくる情報を処理する力が優れています。
私が一度教えた日本語を次会った時も覚えていたり、九九を全く言えなかった子どもたちに九九の歌を歌うと、数回で覚えたり。
昔アフリカには紙がなかったため、このような優れた力が身に付いたのかもしれません。
一方で日本人の私からすると全く理解できないことが…。
私が住む街は現地語が複数あるため、小学校低学年でも、全ての授業がフランス語で行われています。
小1の全児童に配られるフランス語のワークは単語とともに絵が記載されているので、視覚的情報もあります。
しかし、それ以上上の学年になると、先生が黒板にフランス語の文章を書き、それを全員で読んでノートに写すだけの授業。
例えば「maison=家」「ecole=学校」と教えてないのに、子どもたちは単語の意味を理解して、高学年〜中学生になる頃にはフランス語を流暢に話すことができています。
なぜ?????
彼らは普段現地語を話して生活しているので、なぜ黒板に書かれた単語の意味がわかるのかが全く理解できません。
現地語の数が少ない他のアフリカ諸国では、現地語(国語)の授業もありますし、低学年は公用語ではなく現地語で説明すると聞いています。
それを聞いてから余計に不思議でたまりません…。
彼らの言語処理能力について、何か少しでも知っている方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントで教えてください。よろしくお願いいたします!