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44:砂塵と共に生きる

 Bonjour!

 西アフリカでは、11月から4月にかけて「ハルマッタン」と呼ばれる貿易風が吹いています。

 サハラ砂漠から吹くこの風は非常に乾燥しており、風と共に大量の砂塵が舞っています。

 日本でいう黄砂。

 砂塵だけでなくウイルスも風によって運ばれているんだとか…。

 大乾季なので、雨は降りませんが、数ヶ月青空を見ていないので少し寂しい。

学校の前
街中が砂っぽい


 ベナンの北部の方では、数メートル先が全く見えなくなるくらい、砂塵が舞っているそう。

 私は大西洋に面した経済首都から車で北に3時間進んだ街に住んでいますが、まあまあ酷いです。

 目はゴロゴロするし、何よりくしゃみと鼻水が全く止まりません🤧

 びっくりするのが、部屋に入り込む砂の量。

 我が家は高い塀で囲われている+窓を閉めてカーテンをしているにも関わらず、毎日大量の砂が入ってきます。

1週間放置するだけでこんなに汚れる


 日本から持ってきたマスクをすると暑くて倒れそうになるし、マスクをしないとくしゃみで何も集中できません…。

 どうしたらいいのやら。笑

 そしてベナンはここからさらに暑くなります。

 何年もベナンに住む方でさえ「3月の暑さは耐えられない!」と仰るほど。

 でも、3月は大好きなマンゴーの時期!
 一個の値段は数十円で購入可能とのこと。

 今はそれだけを楽しみにハルマッタンを乗り越えようと思います!

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