自己理解プログラムを修了したわたしは、一見すると何も変化していないかもしれない
9月に自己理解プログラムを修了した。
お疲れ様自分〜!!
自己理解プログラムを修了した今、仕事へのやる気がみなぎっている。
「退職を考えています。」
ー東京で頑張ってみないか?
「いえ、もう決めたことなので。」
上司に仕事を辞める宣言をして、これからどうしようかと考えた時に、「やりたいこと」を見つけたいと思って受講した自己理解プログラム。
自己理解プログラムを修了して、一番の変化は、現職の仕事へのやる気が出たこと。
というか、現職での頑張る方向がわかったこと。
受動から能動に
これまでの仕事では、提示された”やること”をこなしていた。
店長業務もありながらPJも動かしたり、近隣店舗もサポートしたり、と多岐に渡る業務を引き受けていた。
しかし、本当に自分がやりたいことはなんだろうか。
自己理解プログラムを通して見つけた、わたしが本当にやりたいこと。
それは、
『自分の個性に自信がもてない人に、輝く人生を送れるよう伴走をすること』
店長業務の中でも大切な"人材育成"だと気づいた。
3ヶ月間を通して、自分の好きなこと、得意なこと、価値観を明確にしていく自己理解プログラムでは、一つ一つの出来事や気持ちを深掘りしていく。
ワークを進めるごとに、奥深くは現職でつながっていた。
-ああ、今の仕事が好きなんだな。
-”やりたいこと”なんだな。
認めたくない自分と体系的なプログラムで明らかになる本当の自分。
プログラムを通して客観的に見れたことで、まだこの職場でやれることがあるのではないかと思うようになった。
転職も検討したが、今の職場に残る利点も見えてきた。
①やりたいことをすぐに行動に移しやすい。
②実績を積める。
③収入の安定性を保ちながら、他の活動に足を突っ込める。
④わたしが対象としたい人にここで出会える!
④は、わたしの価値観ならではだと思う。
『自分の個性に自信がもてない人』の中でも、カウンセリングを受けるまでもないと考え、他人に助けを求めることを選択肢としていない人。
涼しい顔して生活していながら、内心もやもやを抱えている人。
そんな人に、飲食店の仕事では自然と出会える。
店舗で働きたいと入ってきてくれたアルバイトの仲間たち。
店舗営業としての仕事を教えるだけでなく、普段の対話を通して、背中を押すことができる。
かしこまらずに、なんとも自然で理想的だろう。
現職の全てに手を出す必要はない。
何も変わらず、また同じ仕事を繰り返すのか?
いいや。
「やりたいこと」がわかったので、「やりたいこと」を現職でやらせてもらう。
それだけ。
今の会社に依存する気はないし、辞める可能性もある。
やりたいことと違うことの決断はさせてもらうつもりだ。
やりたいことの実現に向けた一歩。
会社は、自分の実現手段の一つであると考えるようになった。
やりたいことを見つけたら、大きな変化が生まれると思っていた。
自己理解プログラムを修了した暁には、転職したり、フリーになったり、ガラッと新しい人生が始まるのだろうと思っていた。
しかし、わたしは一見すると何も変化していない。
「自己理解プログラムを修了して、変化がないことが良かったと思っています」
コーチはそう話してくれた。
必ずしも大きな変化をしなくても良い。
心がスッと解けた。
目に見えるような劇的な変化はしていないが、マインドが変化したことを感じる。
自分の「やりたいこと」に確信を持つことができ、行動に目的や意味が生まれた。
それは、自分に対する納得感だけでなく、他の人と関わることへの自信にもつながったのだ。
それが自己理解プログラムを修了して得られた、小さいようで大きな変化だと思う。
大きなドミノでなくていい。
小さなドミノから倒していこう。
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