見た目の分厚さに負けていた書籍たちと向き合うシリーズ_序論『本の読み方』の工夫
こんにちは。事業を通じて明るい未来を拓くため、組織と人の持てる力を解放したい なおさん です。こちらのnoteでは普段から、組織と人にまつわる様々なインプットや経験を通じ、気づいたこと・考えたことの軌跡をお届けしております。今回は、年末年始スペシャルとして「見た目の分厚さに負けていた書籍たちと向き合うシリーズ」に挑戦することにしました。
ところで、皆さんはお仕事に関わる本を読むのは好きですか?読んだ内容を実際にお仕事に生かすことができているという実感を得られていますか?自分なりの『本の読み方』のルールはありますでしょうか?
私は、どんな本でも読むこと自体は楽しくて好きなものの、以前は、どうにも「読んだだけ」となり、「あー、いいこと書いてあったなー。」で終わりがちでした。そして、数日・数週間経つと、どんなことが書いてあったか、すうぅっと忘れてしまうという(笑)思考や行動が変わらければ意味がないのに、です。
年齢を重ね、ますます記憶の定着が怪しくなってきたことに加え、定着度の高い直接経験からだけでなく読書からの学びを味方につけることの重要性を痛感するようになりました。そこで、数年前から『本の読み方』をガラりと変えました。読んでいく過程で、読書記録をつけるようになったのです。Notionというツールを個人で導入し、振り返りの癖がついたことも後押しになりました。(良いITツールには、人の行動を変える力がありますね!)
最近は、それでも定着に足らないという課題感から、さらに2点の改良を加えています。
1点目は、読んでいく過程で記録をつけるのではなく、まず読み切ることに集中するように変えました。但し、学びが深いと感じた点・気づきがあった点・疑問に思った点などはどんどん付箋をつけていきます。読み切り後に、本を見ずにそらで、Notionに「読後メモ」を書きます。学び・気づき・疑問・感想すべて、内容を覚えている限りで自分の言葉で言語化していきます。それが終わってから、付箋箇所を振り返り、足りていなかった記録を別色で加筆します。これで「読書記録」完成になります。時間はかかりますが、記憶への定着度が強く、将来の振り返りもやりやすい記録になると自負しています。
2点目は、アウトプットこそが学びを促すという信条を体現するため、(読んだ全部の本というわけではないのですが)noteに記事化することを新たに始めました。ただの読書感想文、となってしまうと1点目との違いが少ないので、こちらはなるべく、他の経験や体験も絡めながらのご紹介記事となるように努めています(いったい誰の期待値に応えたいのかはよく分からないのですが(笑))。
心地よく、かつ、自分のためになる『本の読み方』は個々人によってきっと異なると思います。とにかく多読!という方もいらっしゃるかもしれません。皆さんが年末年始、楽しく有意義な読書ライフを送ることができますように。
次回は、実際に「見た目の分厚さに負けていた書籍たちと向き合うシリーズ」の本紹介をしたいと思います!
お読み頂きありがとうございました。