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2018年10月の記事一覧
ありのままでいいじゃない
「ありのまま」という言葉が、けっこう好きだ。無条件の肯定、掛け値無しの愛情、そんな懐の広さみたいなのを感じるからかな。もちろん、「ありのまま」が「自分勝手」になってはいけないけれど。
わたしがこの言葉を好きなのは、はるか昔高校生だった頃、定年退職で学校を去る先生からもらった言葉に感銘を受けたから。先生は、「ありのままを愛してくれる人を見つけなさい」と言った。その言葉が、今もずっと心に残っている。
そんなに責めなくたって
なにか問題が起こるとすぐ「わたしのせいだ」と落ち込み、「わたしができなかったから」と責める癖がある。まあ本当のところは心の片隅で、「いやー、あの人の言い方も悪かったよね」とつっこむ声がしたりもするんだけど。しかしこれでわたしは意外と真面目で、すぐに「悪いのはわたしなのだから、責任転嫁してはいけない」と心の中でたしなめる。
けれど、そんなに自分で自分を責めていじめてやる必要なんか、本当にあるのかな
ヒトに生まれてもうけもん
ヒトに生まれていなかったら、もしくは生まれる時代が少し違っていたら、たぶんわたしは長生きできなかっただろうな、と思っている。
よく考えてみれば、自然界は弱肉強食。常に強いものが勝ち残り、弱いものは敗れ、死んでいくのだ。中には、進化を遂げるものもある。弱い種のなかに強いものが生まれ、やがて進化に追いつかなかったものは淘汰されていく。
人間だって、動物なのだ。本来は弱肉強食。強くなきゃ生き残れない
長い時を経てわかるもの
「昭和元禄落語心中」というアニメを、最近プライムビデオで見ている。落語には詳しくないし、あまりピンときていなかったんだけれど、レビューがいいのでなんとなく。物は試し、と見始めたのだった。
すぐに、人気の出るのがわかる気がした。絵も綺麗だし声もいい。ストーリーもなかなかにドラマチック。何より「落語をまったく知らなくても楽しめます」と書かれていたあのレビューは、たしかだったなあと。落語なんてまったく