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KCL (TESOL) イギリス大学院留学日記 CELTA5の評価について

皆さんこんにちは。現在、King's College London(キングスカレッジロンドン)の修士課程(TESOL専攻)とCELTAのコースで勉強をしているNaoです。

今日はCELTAの評価について書きたいと思います。

タイトルにあるCELTA5という言葉は、中々聞き馴染みがない言葉かもしれません。端的に言うと、CELTAの受講者の評価を全てまとめたポートフォリオになります。(30ページにも及ぶワードファイルで、随時更新されていきます)

例えば、授業の評価については、以下のような表に、tutorから評価を記載されます。

ちなみに私の場合は、以下のような評価でした。

ASはAbove Standard、SはStandardを意味します。
私の授業に対する評価としては、4回の授業のうち、AS3回、S1回となりました。

ちなみに前回の記事で、以下のようなことを書きました。

「評価がAbove Standardの場合は、tutorが評価を記入するフィードバックシートの欄の(If applicable) The following elements were Above Standardの部分にコメントを書かれます。(通常は空欄)」

「Tutorからは以下のようなコメントをもらいました。
1回目の授業 (Listening and Vocabulary):
(If applicable) The following elements were Above Standard
Material adaptation and feedback to listening task focusing on TL and building up lexis

2回目の授業 (Speaking):
(If applicable) The following elements were Above Standard
The use of role play was above standard in this lesson.

3回目の授業(Grammar and Vocabulary)
(If applicable) The following elements were Above Standard
Lesson flow, pace, bomb game idea and planning documentation

4回目の授業(Reading and Writing)
(If applicable) The following elements were Above Standard
Procedure / execution of freer practice task」

しかし、CELTA5ドキュメント内の評価を見ると、2回目の授業で(if applicable)の欄が記載されているにも関わらず、評価はSであることが分かります。

なぜ、(if applicable)の欄が記載されているのにも関わらず、ASを取れなかったのかというと、おそらく、AS取得のためには、(if applicable)の欄に、最低限2項目以上は記載されなければならないということなのだと思います。Tutorのコメントを見る限り、2回目の授業では、role play(1項目)がAS、3回目の授業では、Lesson flow, pace, bomb game idea and planning documentation(4項目)がAS)だったことが分かります。

上記の通り、複数項目でASを取ることができれば、総合評価でAS、1項目のみのASであれば総合評価がSになるのではないかと思います。(正直2回目の授業はかなり手ごたえがあったので、Sの評価にはかなりがっかりしました….泣)

また、1回目~4回目の授業を通し、Overall progressがどうだったのかということもTutorが以下の3つの項目から選択します。

現状、総評でASを取ることができたため、Tutorからは、Pass Bは最低限取れるだろうと言われました。しかし、Pass Aについては不明らしく、実際全てASでも確約できるものではないらしいです。(もはやどうしろと…)

授業以外の評価としては、エッセー(各1000 word程度)が挙げられます。

CELTA5のドキュメント内に、上記のような表があり、エッセー評価が合格点に達していれば、PassとなりPass 1st submissionの欄が記載されます。

私の場合は、エッセーは既に2回終えていて、両方とも1回目でPassをとることができました。3回目のエッセーの成績は、来週の月曜日に公開され、4回目は、CELTAの後半(4月以降)取り組むことになります。

周りのコースメートを見ていると、1回目でPassにならず、Resubmissionになっている人が半数近くいました。このことからエッセーの評価は厳しいことがわかります。彼らに話を聞いてみると、多くの場合、専門用語や参考文献がほとんど使用されていないことが不合格の原因のようですので、これらの点は十分留意する必要がありそうです。

CELTAのグレード(pass, pass B, pass A)については、明確な評価方法は謎ですが、pass Bであれば、前半(TP1~TP4)だけの結果でも、取得できるだろうという判断はできそうです。仮に前半で失敗しても、後半で取り返せるということもできそうですね!

CELTAでPass B以上を狙っている方の参考に少しでもなれば嬉しいです!

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