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Green Talk 41 : 次の行動へのメッセージが見える

ちょっと前にありましたバレンタインデー。皆様はどう過ごされましたか。私は作ろう作ろうと思いながらもスケジュール調整を失敗し。結果、購入しました。
華美な包装のものは日常には沢山要らないと考えている彼と私なので、買うならシンプルで美味しいものをと思って、今年はこちらにお願いしました。
イタリアはトリノのチョコレート・ジェラート専門店Venchiの量り売りチョコレートです。

美味しいとよろこんでくれたのでよかったなあと。お店にあるジェラートが美味しそうでねと話したところ、「それは食べたい!」と、昼食のついでに行くことになりました。

ですが、この週末は花粉がとても飛んでいるそう。彼はもう数十年の花粉症なので時間が経つにつれ、可哀想な状態に。

帰ろう食べないでおこうよ、と言ったのだけど。せっかくきているし、車で待っているからということで、私が買ってくることになりました。
コーンを一人で2つは持てないからカップにして。

味はとてもとても想像通りで美味しく(よろしければ是非行かれてみてください)二人で笑顔でしたが。
彼がぼそっと、「あ、コーンにしたらよかった」と。「なんで?トッピングとか選べたから?一人ではごめん今日は私はもてないや。」というと、「カップとかスプーンがゴミになるからね。もらわなくてよかったでしょう?」と。そういえば食べる前から、「eat inはないの?」と聞いてくれていました。

そうだねそうだね、必要だったのでもらってしまったから、じゃ、手放す時はちゃんとしようねって話をして。家に持って帰り洗いながら、これは紙資源ゴミかなと、判断するサインないかなとみていたら。

カップの目立つ側面に"COMPOST"の文字が書かれていました!
自宅でもコンポストできる。そして、イタリアでは生活の中にこの文字が浸透しているのかなときになり、イタリアのゴミ事情を検索をしてみました。

こちらWebマガジン「SHOP ITALIA」の記事が、まさにVenchiの本店があるトリノの方のもので、ゴミ事情が使っている方の視点からわかるとてもみやすいものでした。ありがとうございます。

Compostについては記載はないですが、もともと過剰包装はない国だそうで、野菜や果物の袋は土に還る素材を使うことが義務付けられているそうです。また、回収後の問題はやはりあるみたいです。


Venchiのカップに戻りますが、裏をみると、他にもいくつかのサインがありました。
製造されている会社はイタリアのCartoprintで、グリーンのお花のマークとOK COMPOSTの文字でできたマークがついていました。日本人の私でもコンポストできそうだなとひと目でわかるものです。
このマークは、TUV austriaという会社の認証ということで。”OK compost"=生分解が可能であり、そのコンポストが環境に安全(動植物の生育)であるという認証だそうです。

企業の方がサインを出してくれるから。使用する私がそれをうけとって次の人により良い方法で渡したり、処理したり。
包装については、色々と考えるところがありこれからも色々と考えると思います。ですが、今回のマークのようにお互いに大事なサインが見えるところにあることで行動が変わるから。そのサインは、包装ありなしにかかわらず、存在していいものだと強く思います。

そしてそれを学ぶのは、子供だけではないですよね。
大人の私たちも、学び続けます。