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Green Talk 67: 観察して行動したら当たり前が変わる
何かを変えようと思う時、それをどう使っているのか観察することから始めています。ゴミに対して行動を起こす時も、こうやって観察からスタートしました。
今回、生活のなかで変えようとおもっているものは、食品用ラップです。
理由は2つあります。
まずは、なるだけプラスチックを利用する機会を減らしたいから。住んでいる自治体では、汚れがどうしても落ちない場合以外は、ラップは資源プラスチックという分別です。
もう1つは、なくなると、即座に困るものの1つでもあるからです。コンビニに夜に行ったこともあります。何度も使えるものに変えられたら、そんなこともなくなります。
そのために、まず観察。
1週間、使ったらこまめにメモをしていました。主な用途は次の3点でした。1,2番目の頻度が飛び抜けて多いです。
・使いかけの野菜を包むのに使う
・炊いたご飯を冷凍保存するのに使う
・食べ残しのほんのちょこっとのお皿にかけるのに使う
1番目の野菜は、大半は何度も使えるジップロックに入れるのですが、規制の大きさには入れないもの、長いネギや大きなレタスなどはラップで包んでいました。それらの切り口や根元には水分を含ませたキッチンペーパーを入れています。
2番目は、自宅の炊飯器に保温機能がなく、炊きたてを冷凍すると美味しいので、炊いたら食べない分を冷凍がルーティーン化しています。
3番目は、主に食事に利用した薬味類です。食事は基本食べきるが前提で、残ると保存容器に移し替えるのですが、生姜やネギなどが少しだけ残る際だけはついつい小皿にラップをしてしまいます。
Bea Johnsonさんは、食品用ラップやサンドイッチ袋など用に、自宅に100ぐらいの保存瓶を置いているそう。常に空いた10ほどの残り物用の瓶もその中にあります。我が家にはそれだけ置ける余裕はないのですが、”何度も使える”という大事な要素を踏襲しようと思います。
よく参考にしているLauren Singerさんは瓶とともに、ステンレススチールコンテナ、この写真に写っている緑色のstasherの保存容器、そして、BEESWAX FOOD WRAP(ミツロウの食品用ラップ)を利用しているそう。
コンテナは、瓶と同様、場所の課題があります。stasherは数を集めると初期投資がすこし大きめです。最後のBEESWAX FOOD WRAPが私の生活には適当かも知れないと調べてみると、日本でも手に入るいくつかのブランドがありました。
一度使ってみたいなと考えていたところ、こちらの商品が手に入ったので、自宅で蜜蝋ラップを1枚作ってみることにしました。簡単にできました。
つくったものは今、長ネギに巻いています。しっかりと付いてくれていてよさそうです。
長ネギの後に、それ以外の野菜やお皿のラップ代わりにも使ってみて、使用感や自身の生活に合うかを考えて。その上でよければ、作る or 購入を決める予定です。
1点、蜜蝋ラップが苦手とする/利用できないものとして、酸性のもの(オレンジやレモン)の切り口や、生肉、魚が挙げられていますが、それらは自宅の保存容器が現時点は使えるので大丈夫です。
残るは2番のご飯ですが、蜜蝋ラップは冷凍にも電子レンジにも使用できないため、他の代謝案を考える必要があります。食べ方も含め考えるいい機会なのではないかとも捉えています。
1週間で、食品用ラップを何に使ったか観察しました。
次の1週間は、蜜蝋ラップが代替になり得るかを行動してみます。
冒頭に”何かを変えよう”と書きましたが。
観察と行動を続けたら、気づいたら”変わっている”。
最近、”変わる/える”は、Do動詞ではなくてBe動詞、在り方ではないかと思っています。