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【24時間寄り添うAIパートナー誕生?】孫正義が描く人類史上最大の転換点..

どうも、田原です。

「2~3年後には人間と同等の知能を持つAI(AGI)が実現し、その10年後には人類の1万倍の知能を持つ超知性(ASI)の誕生が予測されている」

ソフトバンクワールド2024で孫正義氏が語った未来像は、僕たちの想像をはるかに超えるものでした。

そこで描かれていたのは、単なるアシスタントツールの進化ではなく..

あなたの感情を理解し、24時間寄り添い、時には人生の重要な決断までサポートしてくれる「AIパートナー」です。

例えば、今の段階でも、75秒かけて投資戦略を練り、博士レベルの数学的問題を解き、さらには人類の幸福を最優先に考えるのがAIです。

Open AIの最新モデル「GPT-o1」の登場により、この劇的な進化は始まっています。

これまでのAI革命は、まだ序章に過ぎなかったのかもしれません。

孫正義氏が語る「超知性時代」とは、いったいどのような世界なのか。その驚くべき未来像を、詳しく見ていきましょう。

1. AIの進化と超知性の到来

1.1 AGIからASIへの発展

人工知能の進化は、僕たちの想像をはるかに超える速度で加速を続けているところです。

従来型AIから人間と同等の知能を持つAGIへの進化は、もはや空想の産物ではないと考えられます。その先に待ち受けているのが、ASI(人工超知能)という新たな地平なのでしょう。

AGIの実現時期については、劇的な前倒しが予測されてきました。

当初10年以内とされていた実現時期が、わずか2~3年後まで短縮される可能性が出てきたといってよいでしょう。この予測の大幅な修正からは、技術革新の加速度的な進展を読み取ることができます。

ASIの能力については、AGIの約1万倍という説明がなされてきました。

この数値自体に絶対的な根拠があるわけではありませんが、人類がこれまで経験したことのない知的能力を持つ存在の誕生を示唆していることは間違いないようです。

1.2 シナプスとパラメーターの関係

人間の脳内には、およそ100兆個のシナプスが存在しているとされていて、これらの神経細胞同士のつながりこそが、僕たちの記憶や認識の基盤となっているわけです。

興味深いことに、このシナプスの数は20万年前から変化していないことが分かってきました。

一方で、生成AIの世界では、シナプスに相当するパラメーター数が驚異的なペースで増加し続けています。

最新の言語モデルでは、数千億個のパラメーターを持つものも登場しつつあり、このパラメーター数の増加が、AIの処理能力や理解力を直接的に向上させる要因となっているのです。

この急激な成長曲線からは、人類の知的能力の限界を超えていく可能性が示唆されているといってよいかもしれません。

ただし、これは必ずしも脅威ではなく、むしろ人類の可能性を広げる機会として捉えることも可能です。

2. AI技術の革新的進化

2.1 検索からGPT、そしてGPT-o1へ

長年にわたり、インターネット検索は情報収集の要としての役割を果たしてきたといえます。

しかしながら、その機能は単なるキーワードマッチングに過ぎず、情報の真の理解には至っていなかったことが明らかになってきました。

この状況を一変させたのが『ChatGPT』の登場でした。

事前学習によって獲得した膨大な知識を基に、質問の意図を理解し、適切な回答を生成できるという性能は研究者を含め、衝撃を与えました。

GPTの登場により、僕たちのAIとのインタラクションは、まったく新しい段階へと進化したといったわけです。

さらに革新的なのが、OpenAIが発表したGPT-o1の存在です。

GPT-o1は、「考える」という新次元を切り開いたと評価されています。

例えば、数学の複雑な証明問題や、博士レベルの専門的な課題にも対応できる高度な思考能力を有しているといわれています。

ある投資案件について75秒もの時間をかけて深く考察し、的確な解決策を提示できるようになっているところです。

2.2 深さを重視した問題解決

AIシステムの評価基準は、大きな転換点を迎えつつあります。これまでの「処理速度」重視から、問題解決の「深さ」へと重点が移行してきているのです。

この変化を象徴するのが、Chain of Thought(思考の連鎖)という概念だといえるでしょう。

ソクラテスの三段論法を想起させるこの手法は、さらに発展して100段階にも及ぶ緻密な思考プロセスを実現しているわけです。

例えば、環境問題の解決策を考える際には、技術的な実現可能性から社会的影響、経済効果まで、多角的な検討が自動的に行われるようになってきました。

このアプローチにより、単なる処理能力の向上にとどまらず、安全性やセキュリティ、倫理的な考慮まで含めた総合的な問題解決が可能になりつつあります。

AIは、より深い理解と洞察を持って、僕たちの直面する課題に取り組めるようになってきているのです。

3. パーソナルエージェントの未来

3.1 24時間寄り添うAI

パーソナルエージェントは、近い将来、僕たちの生活に革新的な変化をもたらすことが予測されています。

それは単なる機械的なアシスタントではなく、個人に寄り添う知的なパートナーとしての役割を果たすことになるといってよいでしょう。

医療分野での活用事例としては、

パーソナルエージェントを使うことで、利用者や家族の健康状態を常時モニタリングし、必要に応じて適切な対応を提案してくれます。

突然の体調不良時には、症状に応じた応急処置の提案や、最寄りの適切な医療機関の予約まで、一連のケアを自動的に行うことができるようになるはずです。

さらに注目すべきは、感情エンジンの実装といえます。

日々の会話や行動パターンから感情状態を分析し、最適なタイミングで適切なサポートを提供できるようになっていくのです。

ストレス度が高まっていることを検知した際には、リラックスできる活動を提案したり、心理的なサポートを行ったりすることも可能となってくるでしょう。

4. エージェント同士の連携【次世代コミュニケーション】

A2A(Agent to Agent)の世界では、パーソナルエージェント同士が自律的にコミュニケーションを取り合うことになると考えられています。

例えば、僕たちが就寝している間に、AI同士が複数の予定調整や最適なスケジュール構築を自動的で行ってくれるようになっていくのです。

この連携は、IoT(Internet of Things)機器との統合によってさらなる進化を遂げることが予測されています。

自動車や家電製品にも高度なAIが搭載され、それらが相互に連携することで、よりシームレスな生活環境が実現されていくことでしょう。

車のAIが天候や交通状況を予測し、家のAIと連携して最適な出発時刻を提案するといったことも、日常的な光景となっていくはずです。

こうしたシステムの普及により、社会全体のコミュニケーション形態は大きく変容していくことが予想されます。

人々の生活はより効率的になり、創造的な活動にさらに多くの時間を割くことができるようになっていくのではないでしょうか。

5. 超知性(ASI)がもたらす調和の世界

ASIの発展において最も重要となるのは、単なる知能の向上だけではないということができます。思いやりや倫理観を持った存在として進化させていくことこそが、僕たちの目指すべき方向性なのです。

安全性と倫理面への配慮は、多段階のCoTプロセスに組み込まれることで、AIが独走することなく、常に人類との調和を保ちながら進化していくことが可能となってきています。

環境問題や社会的な課題に対しても、人類全体の幸福を最優先する形で解決策を提示できるようになるはずです。

ソフトバンクグループが掲げる「情報革命で人々を幸せに」という経営理念は、このASIの発展方向性と見事に合致しているといえます。

つまり、10年以内には、人類の幸福を最大化する超知性の世界が実現する可能性が高まってきているのです。

僕たちは今、人類史上かつてない大きな転換点に立っており、この革新的な変化は、僕たち一人一人の生活を確実に豊かにしていくでしょう。

そして、それは単なる利便性の向上にとどまらず、精神的な充実や新たな可能性の開拓をも実現していく、かつてない変革となることが期待されているのです。

6. 僕たちに求められる準備と心構え

孫正義氏が描く未来図は、もはやSFの世界の話ではありません。

2~3年後のAGI実現、そして10年以内の超知性の到来は、僕たち一人一人の生活や仕事に直接的な影響を及ぼすことになるでしょう。

では、この急速な変化に対して、僕たちはどのように備えるべきなのでしょうか?

まず重要なのは、AI技術への理解を深めることです。

ChatGPTやClaude、Geminiなど、すでに利用可能なAIツールの特性や活用方法を学び、実践していくことが求められています。

ただし、特定のツールや企業に依存するのではなく、様々な選択肢を持っておくことが賢明といえるでしょう。

また、その他にも収入源の分散も重要な検討課題となってきます。

AI化の波は、特定の業種や職種に大きな影響を与える可能性が高いので、それらの業界構造が変わることは自明ですよね?

副業やスキルの多角化により、複数の収入源を確保することで、予期せぬ変化にも柔軟に対応できる態勢を整えておくべきです。

「超知性の時代は、僕たちに大きな可能性をもたらすと同時に、適応力も求めてきます」

この変革の波に乗り遅れることなく、チャンスとして活かせるように今から準備を始めていくべきです。

そして何より、この革新的な変化を恐れるのではなく、人類の可能性を広げる機会として前向きに捉えていくことが重要です。

AIとの共生社会は、すでに始まってるからね。

それでは、楽しいAIライフを!

ちゃお。

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