《イタリア美術旅》机上に広げたローマの地図
こんにちちちはは!宇宙人です。
前回の投稿で、旅行ルーレットダーツによって半ば強制的にイタリアに行くことになった僕ですが、飛行機も含めて6泊7日!旅が無事終了したのでここに色々まとめます!
《初めての飛行機》
僕は自分の住んでた星の乗り物以外乗ったことが無かったのですが、マジ衝撃でした。すごく楽しかった…
飛行機って落ちないのかな…安全かな…と成田空港にて不安になっていた僕ですが、今回僕が乗った紅芋タルト航空さんの従業員さん(CAさんというらしいですね)に、手続きをしてもらっていたんです。
CAさん、なんか…すごく強そう…
すごく綺麗なんだけど、可愛いと言うより……強そう…これは信頼できるな。と、確信しました。
そんで、強いCAさんのおかげか、無事に中継地点のハマド国際空港(ドーハ)に着きました!
え、なにここ、え、横浜市と全然違う!?
初海外、初手から別世界過ぎてびっくり。海を1個挟むだけで世界はここまで違うものになるのか…
最新技術を余すことなく使いましたよと言わんばかりの設備。
なんと、空港の中を行き来するだけの無料の電車もありました。これ、無人の電車らしいよ!
す、すごいじゃん人間…
3時間ほど滞在して、次はいよいよベネチア空港に向かうよ!
にしても、飛行機で出てくるご飯(機内食)が美味しい…強いCAさんが英語というクソムズ言語でオーダーを聞いてくるのは困るけど…
✤✤✤
《ベネチア》
ついにきた!イタリア〜〜〜ノっ!
大興奮の僕ですが、1つ思うことが。
"なんか古くね?"
失礼なのは分かってるんだけど、やっぱりなんか…ベネチア空港味気なくね?
調べたことろ、ハマド国際空港というか、ドーハは、石油という資源がザクザクの大金持ち国だったらしく、全部の海外がこうである訳では無いらしいです。なんか安心だね。
気を取り直して観光スタート。
まずはベネチア本島に向かいます。ベネチアは人工島なんだって!
完成したのは日本で言う江戸時代、つまり大体270年前くらいにはこれがあったのか…
教会に行ったり、島の景色を堪能したり…ここには書き尽くせないくらいすごい。
かつて国は陸と海を制し、信仰によって成り立つ事を大事にしていたベネチア帝国ですが、そんなこと言うだけあって、宗教施設がやっぱりすごい!
装飾がありえんほど豪華!金!大理石!フレスコ画!!って感じ。
そんで、ベネチアと言えば!水の都!!ラティアス!!ラティオスっ!
ポケモン関連のものは何もありませんでしたが、ゴンドラに乗ったよ。
ゴンドラとは、小さい水上用の船のこと。
グラグラ揺れるので、今度こそ落ちそうでめっちゃ不安だったけど、操作する人が上手いので普通に乗れたよ
10世紀からある伝統的な乗り物で、ゴンドラの免許は基本的にゴンドラ乗り?の家系の人しか取れないんだって。難しーーーいねっ!
ゴンドラのデザインは基本的に全部同じ。贅沢禁止時代の名残なんだって
そんな感じで一日が終わり、次の街へ向かうためにベネチアを去ったのだった……
ホテル!ホテル!宿泊っ!
ん!ん!?な、なんか!横浜市と色々システムが違う!
お風呂は小さすぎるし、冷蔵庫とかコーヒーメーカーありますって言ってたのに無いし…使ってないのにバスマット濡れてるし…ドライヤーが隙間掃除用のダイソンのヘッドに似てるし………なんなの〜〜!?
✤✤✤
《フィレンツェ》
なんかここはイタリアの中でもめっちゃ栄えてるらしい!お土産爆買い!ユーロ爆減覚悟都市!
ただし!ここから夢中になるあまり全然写真を撮ってないよ!!
フィレンツェはとにかく美術館美術館って感じで、絵を見まくった!名品と呼ばれるような作品が沢山!
ただ、キリスト教の二次創作的な絵が多すぎてノイローゼになった…
ルネサンス時代の物が多く、美術館の建築様式も基本的にルネサンス…調和の取れたthe 西洋を全身で感じたよ!
キリスト教ノイローゼになったとこで、美術館では肖像画ゾーンに突入。
僕は貴族との絡みは無いのでひたすら誰?って感じでしたが、上手いのは確かですね!
も〜とにかく、肖像画という情報量の少ない画面に散らばらせている暗示?みたいなメッセージが多くてややこしかったね!
「黒い布を着ているから金持ち」
「猫は裏切り、犬は忠誠心の表れ」←許さない
「夫婦で行為をする時のために妻を官能的な感じで描いている」←キモいし意味不明
etc.....
呪術廻戦の扉絵の考察思い出した…
でもそういう知識を得た後に見ると面白いかもしれませんね!!
長く短い名品展示(ウフィツィ)を抜けた先には、銀座蔦屋ぐらいのデカさのお土産屋がー!
せっかくなのでここで猫さんへのお土産を買っていこう!
さて、猫さんは何が欲しいのかな…
とりあえず猫さんにはイタリア語で描かれた絵本を買っていくことにしましたっ!
なんと絵本は日本円で3000円もした!高い!
ただレジのおじさんがめちゃくちゃ紳士で笑顔で素敵だったから妥当な値段かも、しれない?
ホテル!ホテル!宿泊っ!
え、な、なんか、豪華になってる!?良いんですか!?こんなところ泊まって!?
すると、猫さんから電話が。
「サービスで四つ星ホテルにしておいたよ。部屋もお姫様の部屋みたいだから見てきな」
四つ星!その星はなんの価値に値するのかは分からないけどなんか凄そう!
そうかそうか、僕はプリンセスだったのか…
ここは風呂場もちゃんとしていて、ドライヤーも日本と同じだったから最高だったよ。
こんな部屋が欲しいだす
✤✤✤
《ローマ》
ここはなんか聞いたことあるな!聞いた話だとなんかあるらしいよ。
そういえば、ベネチア→フィレンツェ間も電車を使ってたんだけど、車窓から見える景色が日本とは違いすぎて新鮮!
でも暇だし、筒井康隆のデカハードカバー本でも読みますか!!
完全に本の選択をミスりましたね。
もっとなんか…魔女とかが出てくる心温まるファンタジーを持ってくるべきでした…
ローマ到着!!!
ひたすら石造りの凄めの建物建物建物!
う、(ᯅ̈ )ウワー!!!
そしてそれに付随した彫刻彫刻彫刻!
(ᯅ̈ )
ドン引きするくらい街が作品だらけでした。そりゃこんな人だらけだよね。
僕はローマの休日履修済なのでめっちゃウキウキで見れた!
ただ意外とどこで何してたとかは覚えて無かったので、オードリーヘップバーンとその彼氏がイチャついてる所を想像などして、架空のシーンを脳内再生してたよ。
ここは宗教色が強くて作品について語るとほぼキリスト教の話になるんですよ。
正直!正直、面白くなかった!
(イエスすまん)
フィレンツェなんて宗教色薄い方だったんだな…ノイローゼが進む(?)
教会も何個か行ったよ!
天井画がトリックアートみたいに浮き出て見えてやばい。
この頃の人の絵って、見る人の事ちゃんと考えてて頭良いんだろうなと思うし、多分作者も、あっと言わせてやろうぜ!みたいな意気込みで描いてるはず
ローマは作品のスケールがデカく、かなり上を見上げるため、首もげスポットと呼ばれているんだとか(嘘)
ホテル!ホテル!宿泊っ!…急に庶民的ホテル……
それが当たり前なのは分かってるんだけど、「そ、そうですか…」という気持ちになる。
しょうがないじゃん!それまで豪華だったんだから!
でも逆に安心する感じで良いな(✿◠‿◠)とかなんとか抜かしてベット入ると、何やら知らない現地人が隣の部屋をヘラヘラ笑いながらノックしていました。(隣の部屋は僕の知り合い)
望まぬスリリングな夜です。
✤✤✤
《バチカン市国》
キリスト教ノイローゼになっている僕は何故かキリスト教の総本山に来てしまいました!
入口から不必要なくらいの柱!
これは国の中を見せないことで、バチカン初見の民をびっくりさせるための柱(284本)らしい。
実際国境を超えた後、いきなりクソデカ広場とめちゃ多石像が急に現れるからびっくりする。スケールがでかいよ!
とりあえず、いろんなスポットを回りましたが…やっぱり総本山ともなるとスケールが違う!
でも作品は全部有名なので、もうググッた方が早いです!最後の審判とか天地創造とか教会とか…
プロパガンダと分かっていても、こんなもの見たら圧倒されちゃう!
美術館の一角に、なんと現代アートコーナーが!!
久しぶりの現代(近代)的な表現…平面ツルツルじゃないマチエールにすら感動した!
これも一応キリスト教だけどそんなのは関係ないぜ!!!!
日程の都合上ベネチアビエンナーレをスキップしてしまったし、見れるだけで嬉しいね…
感動が全てこれらに持っていかれました。
✤✤✤
《帰りの飛行機》
イタリアおわり。
じゃあねー!!
一日飛行機に乗った…
どうやらイタリアと日本は時差?が7時間あって、日本の方が同じ瞬間でも7時間未来にいるらしいです。どういうシステム??
そのため、夜に出発して爆睡したのに、目覚めてもまだ夜という最悪な状況になってしまいました。見事に昼夜逆転です。
そして何故かお腹壊すし…
今日も21時に寝て1時に目が覚めるという狂った状況でnoteを書きました。
うーん……