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ひとりごと

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日記のようなものや思い出を綴っています
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#ひとりごと

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どれを選んでも
それが間違っていても
あれこれ目移りしても
すぐに飽きてしまっても

代わりになるものは
容易に手に入ってしまう最近に生きている

周囲が騒がしい訳でもないのに
静かな場所を探すような感覚は以前からあって
その「うるさい」正体は未だに謎なんだけど

立ち止まって考える、いとまもないくらい
物も情報も手に負えないほどに飽和している様が
もしかしたら、それなのかもしれない

できるだけ

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ふたつとないもの

ふたつとないもの

自分の得意なことだけで日常が作られている訳ではないから
不得意な分野にも向き合わなくてはならない時もある。

自分には重要なものが、相手にはそう映らないことも良くあって
ガラクタを抱えているような気分にもなる。

どんな一日であっても、夕焼けがきれいだと
肩の荷を下ろしていいような気がして、深く息がつける感覚を
もっと上手く伝えられると良いんだけど。

明日も明後日も、たぶんこれからも
かけがえの

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金木犀◇追懐③

金木犀◇追懐③

金木犀が香る時期になった。
我が家の近所には大きな金木犀の木がいくつもあるので、窓を開けていると家中にその香りが届く。

亡き母が好きだった香りだ。
毎年楽しみにしていたので何か特別な思い出があったのかもしれない。

今年の春に閉館した商業施設の駐車場にも金木犀が植栽されていて、先日その駐車場を利用した時に香りを辿ってうろついて背の低い金木犀を見つけた。
(近隣の本屋や調剤薬局、クリーニング店に駐

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母の初盆と私の記憶◇追懐①

母の初盆と私の記憶◇追懐①

2021年8月12日
昨年9月に逝去した実母の初盆法要だったので仕事は今日から盆休みを取っている。
前日から祭壇の準備をしていたのだが回転灯の組み立て書がその役割を全く果たしていないことが何だか可笑しくて、独り言を言いながら2対の回転灯を組み立てた。
今回初めて盆提灯の回転灯を購入したのだけれど、電球の熱を利用して円状のフィルムが回転すると言う仕組みになっていて小学校の頃の理科の授業を思い出した。

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わたしのひとりごと

わたしのひとりごと

この1年半程続くコロナ禍で様々な言葉を造語も含めて耳にする機会が多かった。
3密
ソーシャルディスタンス
クラスター
新しい生活様式
PCR検査

ワクチン接種が進むと基礎疾患の有無と言う言葉が飛び交うようになる。

私はこの基礎疾患持ちの人生だ。
確定診断がついたのは13歳だったか。
全身性エリテマトーデス(SLEとかエリテマと略される)と共存して現在に至る。
自己免疫疾患なので誰かにうつすこと

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