同じ映画を何度も観る人
私は、タイトルのそれに当てはまる人間だ。
今日、再び映画『侍タイムスリッパー』を観た。
金曜日に観て以来二度目の鑑賞だ。
実家に帰り母に勧めると、ポイント鑑賞ができるとかで、
流れでもう一度観ることになったのだ。
無論、嫌々足を運んだのではなく、進んで観に行ったのだ。
近年特に、同じ映画を複数回劇場で観ることに抵抗がない人が多いように思う。
その理由は観る人それぞれにあるだろう。
応援している人が出演しているから、新しい入プレをゲットしたいから、
物語に強く感銘を受けたから、結末を知った状態で最初からもう一度観てみたいから、作中のキャラクターにもう一度会いたいから…
理由はどうあれ、そう思える作品に出会えたことが、いかに幸せなことであるか。
私の場合は、物語の完成度やキャラクターへの強い魅力によって
同じ作品のために何度も劇場に通うことが多いわけだが、
そういった作品に出会った時は不思議なことに、大抵一度目の鑑賞直後から
「もう一度観に来るぞ!」と心の中で宣言している気がする。
具体的な場所や日程は未定でも、必ずやまたこの物語の世界に、
あのキャラクターに会いに行くぞと、誓っているのだ。
一度でも同じ作品を複数回劇場に観に行ったことのある方は、
私のここまでの文章の途中で、何度も首肯してれているのではないだろうか。
そして、そんな経験があったからこそ、例え鑑賞料金が上がっても、
再びそのような作品に出会うために、我々は期待を胸に、劇場に足を向けるのだろう。
私は、もう一度観たいと思わせてくれた映画に対する、ちょっとした”衝撃的な体験”に感謝しながら、これからも良い作品に出会うべく劇場に通い、その中でほんの一握りの最高の作品を幾度も楽しむことをここに宣言する。
1997年生まれ、丑年。
幼少期から、様々な本や映像作品に浸りながら生活する。
愛読歴は小学生の時に図書館で出会った『シートン動物記』から始まる。
映画・ドラマ愛は、いつ始まったかも定かでないほど、Babyの時から親しむ。
昔から、バラエティ番組からCMに至るまで、
"画面の中で動くもの"全般に異様な興味があった。
MBTIはENFP-T。不思議なまでに、何度やっても結果は同じである。
コミュニケーションが好きで、明朗快活な性格であるが、
文章を書こうとすると何故か、Tの部分が如何なく滲み出た、暗い調子になる。(明るい文章もお任せあれ!)