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高学年担任を業務圧縮すること#働き方改革11

働き方改革を考えて業務推進をしていかなければいろいろな年代の限界がきています。実は若手に嫌厭される職業ですが、若手が働きやすくするために、ベテランが重たい荷物を背負ってるって実例もあるかなと思っています。

1.高学年をもついつもの顔ぶれ

最近、高学年担任の顔ぶれがいつも変わらなくなってきました。

また同じ先生が持っているなあと言う印象です。

今までなら若手の先生をチャレンジ高学年として据えていたことが多かったように思います。

しかし、現在なかなか若手を一気に嵐に放り込むような方策をとれなくなってきました。

そうすると高学年を持てる人は限られてそのような現象が起こっています。

2.高学年の持ち駒は30時間!?

今年、5年生をもっていますが、多い時で週にコマが30時間入ります。

理科専科があるのでそれでも27時間。

子どもを帰したら休憩時間。

6時間授業があり、休憩をとって定時に帰るのは無理そうです。

むしろ9時間労働を認めて笑

自分は朝6時台に学校に行くことで退勤を早めることができています。

でも、それも新たな問題を引き起こしているのも承知しています。はっきり言ってこの労働時間では終わらせるのは絶対無理な業務量です。

そして、高学年担任の人材の固定化。しかも、ベテランと呼ばれる人々が持ってばかりいることによって、更に固定化して新たな人材が高学年に来なくなると言う負の連鎖が起こっています。

では、今後どのような方策でいけばよいか考えていきます。

3.高学年担任の固定化&教科担任制の導入

では、思い切って6年間くらい高学年を固定化するのはどうでしょう。1〜6年の発達段階は大きく違います。もう、それぞれの発達段階のスペシャリストを配置するのもありかなと思っています。

実は固定化されるメリットもあります。

教材研究は最初の何年かにしておくとマイナーチェンジで乗り切れます。

子どもたちの動かし方がイメージできるので、実は子どもたちに任せて進めることができる部分が多いと感じます。

そこに教科担任制もかませます。

やはり担任は25コマ前後まで減らしたい。外国語と理科の専科が理想です。

とまあ現実を見ずに理想だらけで語りましたが、本当にそれだけの抜本的な改革がなければこの時数の壁を解消することはできません。

4.高学年手当の創設

高学年の時間は諦め、手当で対処する方法です。一時期高学年ばかりもつ期間があり、同期の同僚といつも話し(愚痴)してました。

結構膨大な業務も手当がつけば頑張れると自分は思います。

きっと他の学年も大変なことはたくさんあります。

でも高学年の業務量はずば抜けて多いのです。

宿泊行事

どの行事でも顔になることを求められる

だから手当で報いる。

何かの恩恵があって欲しいなと思います。それが時間で無理なら手当でどうでしょう。

5.でも、やっぱ子どもを早く帰す

でも財政的な面ではそこまで思い切ったことはできないことが分かっています。

それならば毎日5時間授業、週25コマにできる教育課程の編成があればいいなと思います。

放課後の時間をまずは作る

これが自分の働き方改革の一丁目一番地と思っています。

そこから始めたらいいのではないかと思っています。

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