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将来について考える その1~コンサルティング業界大研究~

皆さんは「自分がどんな仕事に向いているのか」について考えたことはあるでしょうか。

私は自分の将来像について深く考えなければならない状況にあります。それには、これから先どう生きていくのか、何を大切にしていくのかなどの人生観を見つけ、それにあったキャリアプランを設計することも含まれます。

私がもつ人生観の一つとして「自分がやりがいを感じられる仕事をしたい」というものがあります。これからの長い人生、どうせならやりがいを感じられ、楽しい時間を過ごしていたいからです。

まだまだ考えを深める余地はありますが、私が今の段階で一番興味があるのはコンサルティングという職業です。私は考えることや誰かと協力して課題を解決することに楽しさを感じるので、この職業は楽しんでできるのではないかと考えました。

なので、このコンサルティングという職業についてもっとよく知り、本当に自分が向いているのかを判断したいというのが、現時点での私の興味です。

そんな中で読んだ本が「コンサルティング業界大研究(ジョブウェブコンサルティングファーム研究会著)」です。

ここでは、この本で私が大切だと思ったこと、そしてこれからの方針を書きたいと思います。

「コンサルティング」とはどういう職業か

最初の私のコンサルティングという職業のイメージは「企業の問題を解決する職業」でした。ですが、これだと実に多くの職業が何かの問題を解決するものであるため、職業としてのコンサルティングを定義できていないなと感じていました。

実際本でもこのことに触れていました。そこでは、「コンサルティングの定義を議題にするのではなくて、コンサルティングファームに何が求められているのかを考えるべきだ」とありました。

事実コンサルティングという職業は確かに存在していて、企業の需要を満たしています。なのでどのような機能がコンサルティングファームに求められているのかを知ることで、コンサルティングがどういう仕事なのかを理解することができるのではないでしょうか。

コンサルティングファームに求められる5つの機能

本書ではコンサルティングファームに求められる5つの機能を次のようにしていました。

  1. 専門人材レンタル機能(優秀な人材を貯蓄、貸出)

  2. 触媒機能(異なった角度からの意見を出してくれる)

  3. 情報提供機能(蓄えられた他社でのノウハウを活かす)

  4. 外圧機能(外からの助言によって、企業に圧力をかけ、活性化させる)

  5. アウトソーシング機能(実際に企業で働く)

これらによってコンサルティングのあり方を考えることができます。

業界に入るために必要な5つのこと

また、業界に入り活躍するために必要なことも書かれていました。それが次の5つです。

  1. 論理的思考力

  2. 人間力やリーダーシップ

  3. 成長力

  4. 素直さ

  5. ストレス耐性

ストレス耐性などが大切だとあることから、コンサルティングの多忙さがうかがえます。

これからの方針

これを踏まえて、自分のこれからを考えていきたいと思いました。というのも、これらの能力はどのような職業においても普遍的に大切であり、一朝一夕では身につかないため、日ごろの生活の中で意識して身につけていく必要があると考えられるからです。

ここでは挙げた5つのことに対応させて考えてみます。

まず論理的思考力についてです。面接では「どのようにすれば売れ上げを伸ばせるか」「交通機関を24時間稼働させるべきか」など、多種多様な問題を課されます。面接だけではなく、社会に出れば様々な問題があり、一筋縄ではいかないようなものはいくらでもあるでしょう。

私は問題を解決するためには「知識」と「思考力」の掛け合わせが大切だと考えています。(まだまだ考える余地あり、本を読んでいきたい)知識ばかりでは応用が利かず、思考力だけあっては現実の問題を考えることはできません。それらを同時に持つべきなのです。よって日ごろから情報を収集し、問いを立てて考えることを大切にしていこうと思います。

人間力やリーダーシップに関しては、人とどれだけ関われたかが大切だと思います。コミュニケーションを積極的にとっていくよう心掛けたいです。

成長力に関しては、PDCAサイクルがカギになるでしょう。藪から棒に生きていては、効率的に成長できるとは言えません。目標を常に持って、実行、反省し改善していくことを意識すれば、少ない時間で大きく成長できます。

素直さに関しては、あまりできることはないです。。。

最後にストレス耐性についてですが、これは粘り強さと捉えていいような気がします。大学での勉強や研究、バイトなど、たくさんのことを同時に考えていかなければいけなくなってきますが、それらを計画的にこなし、成果を出せるように取り組んでいくことがこれにあたると思います。

まとめ

ここでは「コンサルティングとは何か」や「入るためには何が必要か」などについて書きましたが、本書では他にも「仕事内容」「各社の考え方」なども書かれていました。コンサルティングについての情報を集めるためにはいい本だなと感じました。

またこれから生活する中で意識したいことについてもまとめました。これによってまたあらたな問題意識が芽生えたり、本を選ぶ際の視点が増えるのではないかなと思いました。

まだまだ考えなければいけないことはたくさんありますが、とりあえず意識するべきことの方向性を決めることができました。




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