個別最適な学びについて考える(13)ー安彦忠彦(1987)自己評価ー「自己教育論」を超えてーから
さて本日も個別最適な学びについて考えていきましょう。
自分で調整するためには,評価が必要という話を以前しました。そのために,そもそも自己評価について考え直してみたいと私は考えました。
私自身も家に帰ってきて,今日活動に取り組めたかな?なんて考えることがありますが,そんなのは自己評価にもなっていない可能性があります。
視点も何もないですからね。笑
でも,それはきっと学習の場面でも言えるはず,ただ振り返ろうではダメなはずということで,今回は「安彦忠彦(1987)自己評価ー「自己教育論」を超えて.図書文化社,東京」を紹介します。
自己評価の必要性の議論が十分にされてきた上で,安彦先生はこのように伝えています。
なんとなく学習の後に振り返りましょうなどとしていたら,ここに書かれているように不必要で余計な活動にすぎなくなってしまいます。そうならないためにも,この活動が次に活かされる意味を伝えた上で振り返り(自己評価)していかなければなりません。
でも,自己評価は難しいわなので教師が支援をする必要はあるということになっていきそうですね。
技能面の調整能力というものが,学び方を調整していくことにもつながってくるのではないでしょうか。
そのように考えていくと自己評価がなぜ重要なのかということがわかってくる気がします。振り返りの重要性には,学習活動を調整するということに活きてくるのかもしれません。
活動をしたら評価という訓練をしていれば,私自身も毎日記事を書くための調整ができていたかもしれません。
しかし,これが意外に難しい…。私自身も自己評価大事にしていきます。
本日はここまでにします。また次の記事でお会いしましょう!
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