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どん底でも生きることを諦めない

首を絞められ、殺されそうになったのは8か月前のことなのに感情ごと忘れてしまっていた

ICUに入院した時手首には手形のアザが、身体中アザだらけだったのに警察は証拠がないと動いてくれなかった。

嫌な記憶は、私の心を蝕み苦しめる。
生きることが過ちだとすら思ってしまう程に心的にイカれてしまっている


誰かに支えられたいわけじゃない
自分のことは自分でなんとかするだけだれど、目先の目標がない

資格取得、自立、そんなのは人生の通過点にすぎない

結婚、子供を産む願望は私にはないと思っていたのに、やはり子供連れの家族を見ると羨ましく思う

羨ましい?
いや違う。

私は孤独になりたくないだけだ
頼れる親族がいない私にとって大切なのはこれから巻き起こる未来であるしそこで出会う人と結婚し、自分の子供に惜しまれながら死にたいだけだ

なんて傲慢な女なんだろう
自分の子供を道具のように使ってきた母を恨んでいたのに、こんな感情で生きているなんて

目標がないのなら、死んだ方がいいのに死ぬ勇気すらない。

あの時、死ぬ間際の根性が無いのなら未来を作り上げたほうがいいと思ったからだ

私は私の事がさっぱり分からない

どういう人間を好み、何が好きで何を食べどうやって生きてきたのかすら分からない

分からない事だらけだ

それでも生きたいと思う気持ちは消えない
例え多重人格であろうとも

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