デジタル・デトックスの心得
週末は、
できるだけ携帯を見ないようにしている。
とはいえ、
お仕事があれば
iPadに向かう必要があるのだけど、
過去のわたしは
電子機器に取り憑かれていた。
といっても、去年まで。
結構最新まで続いたお話で、
それは、心の疲れにも繋がった。
閉じてしまえばその世界は終わる。
それなのに、
永遠と見続けたSNS。
検索したはずがネットサーフィン。
暇つぶしのはずが時間のなくなるアプリ。
とにかく、
本末転倒なことが多く、
休みの時間が長ければ長いほど、
携帯とにらめっこをし、
やるべくことを
おろそかにすることが増えた。
今年、
読書の時間を増やしたのにはわけがある。
(カフェにて、かもめ食堂♡.°)
携帯から離れるきっかけを作りたかった。
なにかに没頭できる時間。
今年観た映画で、
『花束みたいな恋をした💐』
という作品がある。
男女が運命によって出会い、
ともに時を重ね、
徐々にすれ違っていく。
たんたんとした静かな世界観の中で、
ふたりの生活環境が変わっていき、
心境が変わっていくシーンがある。
そんな様子をかつての自分と重ね、
古傷をえぐった人も多かったようだけど、
私が1番ずきっとしたのは、
菅田将暉さん演じる夢追う青年・麦が、
恋人の絹(有村架純さん)との生活のために
夢を諦め(両立したいとは言いつつも)、
社会人になることを決め、
その忙しさから好きだったことが手につかず
手軽にできる携帯ゲームのみ使用する
そんな描写が映し出されたとき、
ドキッとしてしまった。
携帯は手軽だ。
画面に触れれば結構いろんなことは叶う。
だからこそ、
時間があるとき、
忙しいときなどは
気軽に携帯に触れてしまう。
心に余裕がないときも特に、だ。
触れればあっという間に
ほしい情報は手に入り、満足する。
でも、ほとんどは、
使わなくても良かった時間を消耗している。
わたしも、
社会に出てからとても忙しくなった。
というよりも、
心に余裕がなくなった。
忙しくなくても心はどこかざわついていて、
やらなければいけないことに
手がつけられない。
スキマ時間の使い方が下手くそになった。
読書は良い例だ。
電車移動のときに、気軽に読めなくなった。
まぁ、わたしが本に対してもっている
きれいに扱いたいというこだわりのため、
本をしっかりカバーして
カバンにしまっているため
取り出すだけでも面倒というのが
問題かもしれないけど。
それでも、
ほんの少しの乗車時間には
本を手にすることはなく、
携帯でただただどうでもいい記事を目で追う
そんな日々が続いていた。
社会人から自宅ワークにかわり、
余裕ができた✨
けど、わたしの習慣は変わっておらず、
意識して変える必要があった。
『花束みたいな恋をした』の麦くんの姿は、
まさに今のわたしを表していた。
無気力になってしまうのは時間の問題だろう
そう思った。
そうはならなくても、
近い状態にはなるであろと。
そのため、
時間を決めて携帯に触れることを決めた。
とはいえ、
こうして文章を書くのも
携帯からなのですが(笑)
これはアウトプットということで🤣🤣
(ものは言いよう♡)
もともとラインの通知は
数年前から切っている。
届くたびに気になってみてしまい、
作業の手を止めることが
増えたことが原因で。
わたしが
意志の強い人間ならばいいのだけど、
そうではないから切ることを選んだ。
でないと、
姉妹のラインや家族ラインは
永遠に鳴り止まない(笑)
とはいえ、
家族だけでなく友人とも、
ラインの気配があれば
通知が来なくても自分から見に行く
そんな行動も増えた。
(またまた本末転倒でしかない🤣🤣🤣)
だから、
今年からは改めて、
見に行く時間を決めた。
SNSもラインも。
その時間が過ぎたらしばらくは見ない。
とても興味深かった。
彼の動画でご自宅紹介をしているとき、
机に紙が置かれていて、
検索するものは
ここに記入してから検索する!
と言っており、
ああ、たしかに。
と思って納得してしまった。
検索しようと検索ツールを開き、
そのまま興味深い記事を見つけ、
そこを見入ってあちこち飛び回り、
何を調べてたんだっけ?
と悠々自適にタイムリープしたあとに
思うことも少なくなく、
時間をどれほど無駄にしたことか。。
(本当に、意志が弱い(笑))
いいのか悪いのか、
心の平穏と時間を守るため、
デジタル・デトックスを継続します✨
ますますお友達が減っちゃいそうだけど🤭💭
強いメンタルは、
自分自身で作り上げていく!!
そんなわけで、
今日ご紹介した
『花束みたいな恋をした』は
めちゃくちゃはまったので、
改めておすすめをしておきます。
(わたしの感想✨(ネタバレあり(笑))
心身ともに、
元気でありますように✨
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