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仕事は結果がすべてか?

仕事における「結果」あるいは「成果」をどう定義するかによって、「仕事は結果がすべて」と言えるのかどうかが変わってくると思います。

究極的には結果が求められるとしても、たとえば短期で、しかもいい加減な目標設定を行い、上辺だけの達成度評価を行うことの弊害を、私は海外の赴任先の会社で何度も経験してきました。

実はKPI (key Performance Indicator: 重要業績評価指標) とその達成評価基準の適切な設定は、KPIを達成する努力や、KPIを達成することと同等かそれ以上のインパクトがあると思っています。

簡単に「成果主義」とか「仕事は結果がすべて」と言う人もいますが、「成果」や「結果」とはなにか、十分な検討が必要であると思っています。

そして、努力やプロセスも含めた長期的な視点に立った合理的で効果的なKPIを設定できるのは、仕事に精通していて、成功のカギを熟知して、成果は人間が生み出すものだということをよく理解していればこそだと感じています。


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