天体望遠鏡を楽しみたい!
数年前のことになりますが、結婚記念日に「お互い予算内で自分の好きなものを買って良いことにしよう」ということで、私は望遠鏡を買うことにしました。
買うと決めたら「天文ガイド」(誠文堂新光社) などを駆使してどんな鏡筒を買うか、架台はどうするか、接眼レンズなどは?などなど、検討開始です。ワクワクが止まりません。
子供の頃にも、わたし的に「天体望遠鏡を手に入れたいブーム」が起こり、やはり天文雑誌などをあさりながら購入を夢見た時期もあります。しかし、欲しいと思った望遠鏡は値段が高くて手が出ませんでした。
今でも決して安い買い物ではありませんが、結婚記念という大義名分を活かして、購入に踏み切ることにしました。
それにしても最近の雑誌を見てみると、昔に比べてなんとなく国内の小型望遠鏡メーカーが少なくなったような気がします。そのかわり、海外ブランドの望遠鏡が目に付くようになりました。
私が子供の頃欲しかった望遠鏡は高橋製作所 (最近はブランド名として「タカハシ」と記載されることが多い) の TS式100㎜反射赤道儀という反射鏡の直径が10㎝ほどの反射望遠鏡と赤道儀と呼ばれる手動で星の動きを追尾できる架台がセットになった製品です。
高橋製作所のホームページに当時のカタログが掲載されていました。
今回は鏡筒の扱いやすさを考えて、対物レンズの口径が10㎝ほどの屈折式望遠鏡と、できればモーターで星を追尾できて、自動で狙った星を導入できるシステムを手に入れたいと考えました。
メーカーはいろいろ考えたのですが、ちょっとお高いですが子供の頃からのあこがれだった高橋製作所の機種にすることにしました。比較的軽量で取り回しやすい点と写真撮影も考えて、FC-100DFというモデルにすることにしました。購入店は高橋製作所の直営店「スターベース東京」に決定です。
しかし、このモデルに高橋製作所製のモーター付き赤道儀をあわせて購入すると予算をオーバーします。悩みに悩んで、国内で大きなシェアを誇る「Vixen」のモーター付き赤道儀とのセットに、そしてスターベースオリジナルの自動導入対応コントローラーを合わせて購入することにしました。
冬休み時期の特別価格セット商品を組み合わせて、何とか予算内に収まる算段です。スターベースの店頭で、セット商品の組み合わせや割引を駆使して予算内になるはずですよねとプレゼンをさせていただき、お店の人にも「広告を読み込まれていますね」と言われて、ちょっとうれしくもありはずかしくもありました。。。
せっかく望遠鏡を購入したものの、南国赴任が続いてしまい、休暇で帰る時期はあまり天気も良くなくてなかなか本格的に稼働していません。荷物の都合で南国へは持ってきませんでした。帰任したら時間をかけて天体写真を楽しみたいです。
タイトルの写真は試し撮り。これからもっと勉強します。
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