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神奈川県立生命の星・地球博物館

神奈川県立生命の星・地球博物館に行ってきました。
想像以上に立派な博物館でした。

博物館の現状について少し話しをうかがうことができました。この博物館は1995年3月に神奈川県立博物館の自然史部門が独立して開設されたそうです。バブル期の影響を強く受けた設計で、見た目にもかなり立派な建物だと思いました。一方で、バブル期終了後に開館したので、その後のメインテナンスではコストの面も含めて苦労しているとのことでした。

岩石、鉱物、化石など、地球科学系の展示や、動植物、昆虫など生命に関する展示、そして神奈川県の身近な自然についての展示など、大人から子供まで十分楽しめる博物館だと思いました。

実際に手で触れる展示も多く、恐竜の全身骨格標本は圧巻でした。

最近、国立科学博物館のクラウドファンディングのニュースがありましたが、ここでもさまざまな企画展などを開催したり、工夫を凝らしたりしながらなんとかやりくりをしているとのことでした。

収蔵されている標本等はかなりの量に及ぶとのことですが、当初考えていたような定期的な展示の入れ替えなどにはとても予算が追いつかないそうです。

博物館は展示ももちろん重要ですが、貴重な資料や標本を集め、整理し、登録し、いつでも学習や研究に使えるようにしておくことも重要だと思います。写真で見えるようにすることももちろん役に立ちますが、やはり、実物や実物を精巧に模したレプリカを実際に触って見られる価値は大きいと思います。

博物館などの文化施設・機関は、その価値を私たちみんなが理解して、国や地域の宝として大切にしていきたいと思いました。

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