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海外からのお客さんをアテンドする
会議や仕事上の重要な打ち合わせ、研修などで南国を含め海外からのお客さんを日本に招待することがたびたびあります。
そんな時、会議や打ち合わせの合間や休日など時間があるときに、日本の観光地を案内することがあります。わたしも案内役やツアーのお供でご一緒させていただいたことが何度かあります。
若い研修生のグループに対しては私たちが手作りの観光ツアーを自前でアレンジし、観光と軽く地質巡検を兼ねて富士山や箱根に行くのが定番でした。若者たちには富士急ハイランドも人気です。私も何度かアテンドしましたが、若者に付き合って絶叫マシーンに何度も乗らされるのには閉口しました。
もう少し上の方たちには海外からの観光客向けの英語ガイド付きツアーに参加することもありました。特に時間が限られている場合には、このようなツアーに参加すると要所を効率よく回ることができ、しかも詳しい説明付きなので、アテンドする私たちも大変助かります。もちろん特にガイド付きのツアーに参加せず、自力で電車やバス、時にはタクシーなどを使って案内することもありました。
私が経験したことがあるものをいくつか挙げてみると、
日光観光ツアー (浅草 - 日光の電車往復と現地での英語案内付きツアーがセットになったもの。他の外国人観光客と一緒)
自動車組み立て工場の英語ガイド付き見学ツアー (工場までは自分たちで行きます。他の外国人見学者と一緒)
河口湖から富士山、箱根を通って小田原までタクシー借り切り強行軍観光 (河口湖までと小田原からは電車。基本自力で案内。一部タクシーの運転手に日本語で説明してもらい英語に通訳)
小田原・箱根1拍のんびり観光 (時間も場所も決めずお客さんと私の気の向くままゆっくり観光)
都内はとバス英語ツアー (他の外国人観光客と一緒。日本人の参加者もかなり)
石垣島レンタカー島内観光 (石垣島での仕事の合間に1日観光)
英語のガイド付きのツアーは楽と言えば楽ですが、他の外国人観光客もいるので、その方たちとの会話もすぐ始まってしまいます。お客さんとの濃密なコミュニケーションを期待している場合はちょっと雑音が多い気もします。
はとバスツアーでは英語を勉強するためということで、少し年上の元気な日本人女性グループも参加していて、私のお客さんはその方たちに大人気で、私はちょっと寂しく取り残されてしまいました。
ただ、ガイドさんがあまりに流ちょうな英語で説明をしてくれると、私のほうがついていけず、私が案内すべきお客さんに「今、ガイドさんなんて言ったの?」と聞いてもう少し優しい英語でゆっくりと説明してもらうこともありました。「日本のことなのにお客さんに説明してもらっている自分ていったい。。。?」と思いつつも、そのおかげでお客さんとのコミュニケーションが深められたこともありました。
出来合いのガイド付きツアーなどに参加せず、自分で案内する場合は、いろいろなハプニングや地元の方たちとの交流などもあり、終わってみるとお客さんにも私にも深く思い出に残ることが多いようです。
南国でお客さんと再会したときも、なんだか我々だけにわかるちょっとした冒険旅行の記憶を共有しているようで、「あんなこともあったね」などと楽しく思い出話などをしています。