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鞄を修理に出しました
1度目の南国赴任が終わって帰国したとき、日本で通勤するときに使うビジネスバッグを買うことにしました。その時思ったことは、「退職するまで使える鞄を買って大事に使おう」ということでした。
そのころ私は40歳ぐらいでしたから、すくなくともあと20年は使える鞄を買おうということで、多少無骨でもいいから丈夫で、そしてちゃんと作り手が何度でも修理してくれるようなお店を探すことにしました。
そして行きついたのがHERZ (ヘルツ) さんという革製品の工房&お店でした。
そこの鞄はまさに私がイメージしていたような鞄でした。そこでは鞄は注文を受けてから作り始め、ひとつひとつ担当の作り手さんが丁寧に作り上げてくれます。
そこのお店のホームページを見ると、作り手さんたちの革製品に対するひたむきな思いと愛着がひしひしと感じられます。そして、革製品の経年変化を楽しんでみたい、長くずっと持ち続けてみたいという気持ちがますます湧いてきます。
その時買った鞄はその後日本で、そして2度の南国赴任中もずっと私の相棒でした。私が仕事で悩んでいる時も、プレゼンや会議で緊張している時も、うまくいって喜んでいる時も、いつもそばにいて私の書類や仕事道具を包みながら見守ってきてくれた気がします。
最後の南国からの帰任の少し前に鞄が少し壊れてしまいました。帰任してすぐに修理に出しました。そしてもうすぐ修理を終えて鞄が戻ってきます。
シミも汚れもありますが、まだまだこの鞄は現役でいられそうです。私もこの鞄とともにまだまだ頑張っていきたいと思います。