地下鉄は地下を走っているうちに降りること。
まだ、アルセーヌ・ルパンも、シャーロック・ホームズも、明智小五郎も知らなかった子供のころ、友達に「この3人の中でだれが一番すごいと思う?」と聞かれ、「だれ?それ」と言わざるを得なかったのが悔しくて、そのあと学校の図書室から、ルパン、ホームズ、小五郎の本を借りまくって読んだのを思い出します。
いま、あらためて通勤中の電車の中でシャーロック・ホームズ シリーズを読み始めました。前に読んだのはだいぶ昔のことで、タイトルだけではどんな話だったか思い出せませんでしたが、読み進むうちに何となく思い出してきました。
「たしかこんな展開で、この人が犯人だったような気がする。」と思い出しても、やっぱり夢中になって読んでいる自分がいます。
推理小説の名作なのでしょうね。登場人物のキャラクターといい、おどろくような展開といい、スリルといい、ほんとうに夢中にさせるものがあると思います。
子供の頃、学校帰りに夢中になって本を読みながら歩いていて、電柱に衝突したのを思い出します。
つい最近も「三国志」と「ハリー・ポッター シリーズ」で、朝から降りるべき駅を乗り過ごし、気が付くと地下鉄が地上を走っていて愕然としました。シャーロック・ホームズにまでやられないように気を付けます。