【4年生・9期生】2024年10月16日 秋学期 第4回 卒論進捗報告
こんにちは、南後ゼミ9期生のR.Oです。
やっとやっと出版プロジェクトの運営や執筆にとりあえずの幕が降りました🎭まさに広報の真っ最中なので、気になる方は確認してみてくれると嬉しいです!
ここ数ヶ月はひたすらプロジェクトに打ち込んでいたので、ヘッダーの写真に迷いました。打ち込んでいたからといいますが、普段からそんなにアクティヴには動かないので言い訳をしてしまいました;;
戯言は置いておいて、今回の卒論進捗報告は第4回目になります。
1.卒業論文進捗報告
N.Sさん
「公共空間における私的活動の存在 Marunouchi Street Park開催時における丸の内仲通りの事例から」
都心の中に現れる「ゆったりな時間」というN.Sさんの興味関心に立ち返り、その空間的特徴やそこで行われる人々の振る舞い、ストリートパークの仕組みとの関連を調べる研究です。
8月にFWをした報告もあり、畳のベンチなどユニークな施設が紹介される傍ら、人々がそれらを利用している様子の写真も何枚か載っていました。Marunouchi Street Parkに足を運んだことがない僕にとってはイメージしやすかったし、先生からも「素材が集まっている」と太鼓判🪘
これからアンケート調査等を行う予定もあるそうで、その行動力から次回の進捗が楽しみです:)
N.Yさん
Instagramの写真投稿を起点として「検索・行動・共有」と都市における消費対象の成り立ち ーK-POPアーティスト来日時の投稿事例から」
第四次韓流ブームとも称される今日、都市における「無印」的な場所が人々、特にInstagramの写真投稿に関する行動によって、その場所がどのように意味付けされるのか、コンテンツ・ツーリズムの観点から紐解く研究です💂♀️
興味深かったのは、梅田のガードレールにSEVENTEENのミンギュが座っている写真を投稿したのがバズる→ファンが聖地化する→ガードレール凹むという一連の流れです。他にも個人的に面白かった箇所が何個かあるのですが、SEVENTEENオタはInstagramで#聖地巡礼とハッシュタグをつけて投稿している一方で、女性アイドル(Twice)は数件しかないのはジェンダーにも広がりそうです。
Y.Wさん
「ファッション・スタディーズ ー古着ブームから考える」
ファッション・スタディーズは欧米を中心として、日本は少し遅れをとっているそうです。そんなファッションという多分野から考えられる対象の中でも古着を対象に論を展開しようとしています。
学生コメントでは、古着と古着の聖地である下北沢を中心にするのか、古着それ自体に着目したいのかという話が出ました。いろんな分野から切れる学問分野を「学際」としているからこそ論の拡散が起こりがちですが、これからの進捗に期待しています🎃
2.コラム:卒業までにしたい3つのこと
このコラム誰か見てるのかなと思いながら書いてます(予防線)が、なんでしょう。正直あまりないかもしれません。
このテーマの背景としてはおそらく、大学4年生残り半年、「猶予期間」をどのように「有効活用」しますかってことだと思うんです。でも、そもそも僕は「モラトリアム」だとも思っていなければ、「活用」しようと思ってない、そんな人がこのコラムで、結論ファーストで「3つあります。一つ目は......」ってのはなんだか気恥ずかしさがあって.......
ごちゃごちゃいってないで、さっと3ついきましょう
①旅行(計画なしver.)
計画しない旅行をやってみたいです。僕はある程度計画を立ててから行動するタイプなので、「あそこ行って、ここ行って」と友達に相談(打診)してから行動します。でもそうすると、結局よくある「観光」で終わっちゃいます、もっと自分のコンフォートゾーンを抜け出した「なんやこれ!」と思う瞬間を見つけることも旅の醍醐味だと思っています。
とりあえず国内で行ったことのない東北や中・四国あたりの旅行を挟みつつ、国外はアジア圏(インドやモンゴル)へ行けたら嬉しいです。
②文学作品の批評と向き合う
下書き書いてる時は世界史を学ぶとか書いてたんですが、やっぱりこれです。
自分の卒論としっかり向き合うことも含んでいますが、やはり自分の根底のには、音楽や映画作品、小説など、人が発したことば全般に何か隠されているもの(これは発話した人の意図の有無を問わず)があるのではないかとついつい気になるところがあります。どういう言葉をチョイスしたとかも
卒論は映画批評の中でも人種や国に関わる批評の仕方をするのでそことも向き合いつつ、広く作品を「楽しむ」意味で、クィアスタディーズとかジェンダースタディーズとかもっと掘ってみたい。YouTubeで、学部生が堀越耕平の『僕のヒーローアカデミア』の作中ヴィラン(悪者)のひとりを題材にして批評し、そこに筑波大の阿部先生が指導をする動画が上がっていて面白かった、、、
(分厚い卒論を書く参考になるかもしれません)
ビジネスパーソンの啓発本じゃなくて、まとまった時間が取れるからこそやっておきたいことです。
あと、『ヒロアカ』じゃないですが、「ヒーローと悪者」、「あの人が言ってるから正しい」もしくは「この信条に則っている自分は正しい」とかじゃなくて、もっと相対でありたいと思います。揺るがない「正しさ」はそう多く転がってないと思いますから🫀
③語学の勉強を再開すること
外国語を使う機会は大学4年の中で最も皆無でした。明らかに英語は喋りづらくなってる気がするので、独り言英会話でもしましょう。家でぶつぶつ……
あとは、韓国語もやりたい🇰🇷
New Jeansに遅咲きですが今年入ったあたりからハマって、6月に東京ドームで行われたBunnies Camp(ファンミーティング)も行ったんですが、これが良かった。
K-POPアイドルのファンミーティングは合間にメンバーのMCが入ります。この際、通常は韓国語でメンバーが喋ったのを、通訳の人が日本語にするみたいに。
しかし、New Jeansのファンミーティングは、通訳なし。
メンバー5人が韓国語・日本語・英語をひたすら喋り続けます。ダイレクトに、メンバーがバニズ(ファンの呼称)に語ります。最高です🐇
日本語を交えながらなのでなんとなくはわかります(Minjiの日本語は特に流暢)🇯🇵
けれど、韓国語モードに突入すると本当に分かりませんでした。なんとなーくわかる単語があったり、DanielleやHannniは韓国語の後に英語も喋ることが多いので理解できたりした。けど、これ韓国語できたら、ますますどハマりなんだろうな〜〜と思います🙂
②に関連して、ことばってのは完全に通訳で置換することはできません。些細なニュアンスを理解することで、彼女たちが作り上げる曲や紡ぐことばの意味を汲み取れるかもしれない。よし韓国語だ
以上が3つです:)
長くなってしまったので、先に謝っておきましょう。ゴメンナサイ
ということで、このnoteはここで終わりです。僕のゼミnoteも順番的に回ってこないと思います(なので、思いの丈をたくさん残しました)
出版プロジェクトも終わり、いよいよ大学生活の幕が閉じそうです。プロジェクトで関わってくれた全ての人に感謝したいと思う、1週間でした。
また、この最後の1ヶ月、「まとめ」にあたるページは、深く深く潜って/擦り減って構想をしてかなり疲弊/消耗しましたが、文章やデザインに当たって編集長や視デのベテランの力を借りながら完成させることができました。感謝を示す場所がなかったのでここで改めて、お礼をしたいです。
本当にありがとうございました。
ぜひ今週ついに販売されるTokyo Scopeでお会いしましょう。もしくは、また別のどこかで。
季節の変わり目、体調には気をつけましょう Bye:)