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#033 生成AIが知っている“東京”の姿
こんにちは!
『Tokyo Scope』プロジェクト 広報担当です
今回は、8月冒頭の全体会議でデータ班が発表した
「AI」にフォーカスを当てたコンテンツのご紹介です
まさにAIといえば今、注目のトピックですね!
AIが知っている“東京”
「Tokyo Scope 2023」冒頭には、
生成AIがつくる東京の写真と実際の写真とを
比較したコンテンツを掲載予定です
ご存知の方も多いと思いますが、
生成AIは大量の写真を学習し、モデル化して出力します
つまり、より東京らしい東京の姿が
浮かび上がってくるのではないかと考えたわけです
【参考】
今回は「Stable Diffusion Online」というサイトを利用しました
1. あるところから見下ろす“東京”の姿
![](https://assets.st-note.com/img/1692624748020-ginIpR2X6I.png?width=1200)
【1枚目】
まるで新宿や大手町周辺のような凸凹なビル群が続いています
所々に自然が見られるのが現実味を増しています
その一方で、高層ビルの見た目がどれも似ているのが
不自然さにつながっているようにも感じます
![](https://assets.st-note.com/img/1692624747071-zyz2iHhGwb.png?width=1200)
【2枚目】
ランドマーク「東京タワー」らしき構造物が確認できます
ただ、実際の東京タワー周辺はかなり坂が入り組んでいるので、
平坦すぎる印象を受けます
また、右下の夕景もビルの灯りが
サイバーパンクの世界のような色味をしているのが少し気になります
2. 街中から見渡す“東京”の街並み
![](https://assets.st-note.com/img/1692625376286-xaltrLMl2O.png?width=1200)
【3枚目】
秋葉原や新橋、赤坂のような景観にも見えますが、
広告や看板の文字が解読できなかったり、交通表記が変だったりして
実際の東京とは明確に違っています
広告が全体的に中華っぽい色味なのも気になります
![](https://assets.st-note.com/img/1692625377392-ehNks8DxiY.png?width=1200)
【4枚目】
こちらは「自然」が入り込んだ生成画像です
結構違和感なく受け入れられる色味に落ち着いています
とくに左下の"富士山"は実際のものと遜色ないのではないでしょうか
東京らしい“東京"とは
今回示したのは、AIが生成した画像のほんの一部ですが、
AIが学習している東京らしさを垣間見ることができました
ただ、普段東京で生活している人々からすれば
まだまだ違和感を拭えない写真も多く、
まだ私たちの方が、東京のことをよく知っていると言えるかもしれませんね
昨今、AIの話題が絶えませんが
AIが出力する画像の学習元は、他でもない私たち人間によるものなわけですから
ある意味で、AIが出すものは私たちの学習の賜物ともいえそうです
しかし、やはりまだ文字を表現するのは難しそうですね‥‥
今後どうなっていくのでしょうか?
次回の更新もお楽しみに!
記・澤井雅治(南後ゼミ8期)/伏田茉莉香(南後ゼミ9期)