【4年生・9期生】2024年5月29日 春学期 第7回 卒論進捗報告
こんにちは、南後ゼミ9期生のR.Oです。
このnoteの担当が回ってくるたびに、鼻が詰まって味がしなくなったり、咳がひどくなったりするので、もう私のnote担当はこれで終わりにしたいと思います。今まで2回に渡り、ありがとうございました()
ヘッダーは体調不良前夜、親友とのお散歩で都立明治公園へ行った写真です。
今回は、春学期1回目、残り1人の卒論進捗報告を行いました。その後、少しだけTokyo Scope Project2024の作業時間がありました。次回と次々回もTokyo Scopeです。ありがたいですね。
1. 卒論の進捗報告
卒業論文進捗報告1人目 I.K さん
タイトル「アニメーション作品における秋葉原」
「電気街」、「IT ブーム」、「オタク文化」など様々なイメージを持つ秋葉原の現在の姿や人々の捉え方、行動を分析していくそう。
先生からは、必ずしも「秋葉原」を表象する作品がその放映当時のものではないことに留意する必要があるという指摘がありました。
今後は秋葉原舞台となったアニメーションの視聴や表象分析の枠組みを作っていくことが課題となっていきそうです(楽しそう)。
似たような研究テーマを扱う私としては、映画とアニメーション作品の違いという視点から興味深く思っています。
2. Tokyo Scopeの作業
そして、卒論の進捗報告の後は、Tokyo Scope2024の作業を行いました。3つの班に分かれているので、それぞれで作業をした形です。
先生は所用で30分の滞在だったため、各班バタバタで先生にフィードバックを求めている姿が印象的でした。バタバタしていたので写真はありません。一応リンクを置いておきましょう。
3. 最近ハマっていること/もの
これをもし毎回読んでいる人がいたら、もう飽きたんじゃないでしょうか。なにせ私のnoteの順番はほぼケツですから。と、予防線を張っておきます。
なんだろうな、一言で言うと「セルフラブ」でしょうか。
「何言ってんねん」と思われるかもですが、
ちょっと回り道をしながら、噛み砕いていきます。
最近のPOPミュージック
そういえば、SpotifyのLiked Songsには洋楽やK-POPが中心な私ですが、J-POPで「最近ハマっている」アーティストはMrs. GREEN APPLEなんです。
天邪鬼だったので、かなり今更感ありますが🍏
例えば、最近のリリースでは『ライラック』という、ヒット曲『青と夏』のアフターストーリー的な曲が流行っているでしょうか。その一節に、
「主人公の候補くらいに自分を思っていたのに」と謳われます。
『青と夏』をTHE青春つまり、理想のみの焦点であるならば、この曲はザインとゾルレンの両面の葛藤が描かれているわけです。「キラキラ東京で大学生活を送るぞ!」と意気込んでいた大学生が、「こんなはずじゃなかったんだけどな」ともがいているような姿とも重なります(誰のことでしょうか,,,)。
それでも、作詞の大森さんは、「だからこそ愛そうとも」と謳うわけですね。現実に直面し、絶望する。そんな自分を卑下し、疎ましく思うのではなくて、両面価値において「愛」すこと。複合的な側面を持つ「私」の全てを、取り巻く「ソサイエティ」にアジャストする必要はないんですね。
セルフラブに「ハマっている」
ちょっと回り道をしたわけですが、セルフラブの一環として自分が「ハマっている」のはほんの些細なことです。上記のミセスを聞く以外であれば、マインドと行動の二つに大別できるかな。
例えば、「これをやらなきゃ」と時間の「無駄」に敏感になるのをやめました。今、その時間を楽しむんだと。どこかで聞いた話ですが(比較文化系の新書)、オンタイムで電車が来る日本と比較して、インド?は時間通りに来ないし、そもそも来るかどうかすらわからない。ただ現地では、むしろその「待ち時間」をかけがえのないものとして楽しんでいたと。いいですね、「不完全」であることを許容し、楽しむ。
また、行動的なところで言うと、インドアであっても外に出てウォーキングしたり、筋トレしたり(最近はプロテインとヨガマットを買いました)、マイボトルを持ち歩いたり。
セルフラブー自己を愛し、戦うこと
さて、ここまでみるとものすごい偏執な自己愛が発露しただけの人間になってしまうので、これに「ハマっている」とした意図と「戦うこと」について最後に簡単に記しておこうと思います。
「最近ハマっていること/もの」とテーマをもらった時、正直私はなんだか違和感を覚えました。なんでだろうと思ったのですが、おそらく「モノ」を買ってリフレッシュするとかの「プチ贅沢」で「自分の機嫌をとる」きらいが出ちゃうんじゃないかなと思ったからです。ここにおいて、「消費」をすることで「疲れた」自分を「癒」そうとするので、そこにおける「疲れ」や「傷」は個人に還元されているという点が問題です。
しかし、ここにおける「セルフラブ」はそれではありません。「プチ贅沢」をして「向上」するべきという文脈から脱した、自分をまず愛すことです。
なんでもそんな「向上」は、結局は資本主義や資本家に隷属する形で終わり/回収されます。それだけならいいですが、自分の「精神」すらも「弱い」と自己否定せざるを得ない環境を作ることになると思っています。そんな「自己責任」に陥る前に、まずは自分を愛す、そして愛しているからこそ社会の歪な構造に目を向けて「変えていくんだ」と思えるんじゃないでしょうか。
「割に合わない疵を認めてあげようぜ」というように、ある意味の「矛盾」した自分と一緒に、「生産性」の名の下に指を刺すのではなくて、自分も周りと一緒にゆったり社会を変えられたらなという次第です。最近まで「生産性」ファーストな側面が強かったですが、「君子豹変す」です。
ということで、ここまでありがとうございました。次回もTokyo Scopeの作業です。どうぞ体調にはお気をつけて。Bye:)
#都市論 #社会学#情コミ#南後ゼミ#セルフラブ