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#020 紆余曲折レポ(3)ー文章とデザインの共犯関係

こんにちは!
『Tokyo Scope』プロジェクト 広報担当です

今回は5月末に開催した全体会議の様子を紹介します!

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0526 全体会議

毎月末の全体会議(対面)は2回目!

今回は作業日として、
各コンテンツごとにリサーチやブレインストーミングを行いました

全体の様子
(左奥:モノ班, 左前:データ班, 右奥:ルール班, 右前:ヒト班)

オンライン参加のメンバーもいたので、実際にはプラス10名くらいです
(これもまさにニュー・ノーマル

途中、大きな地震にみまわれながら、2時間超(!)作業に取り組みました

各コンテンツの進捗については、次回以降 紹介していきます

デザインフォーマット案

今回の会議では、デザインディレクター(DD)チームの山口くんから
今年の紙面のデザインフォーマット案が共有されました

『Tokyo Scope 2023』では
ガイドブックプロジェクトの原点に立ち返るという編集長の方針もあり
本紙を持って街に出ていきたくなるような紙面づくりを目指しています

そのため、これまでの『Tokyo Scope』シリーズよりも細く、
片手で広げやすい大きさへ変更する予定です

それに応じて、ビジュアライズ方法も変わっていくかもしれません

デザインフォーマット案の一部
視デを中心とするDDチーム内で打ち合わせが進んできました

当プロジェクトの監修を務めるから先生方からは、
今回のフォーマット案を高く評価しつつ

(昨年の紙面と比較して)
特集と特集の間に写真やグラフィックを挿入すると、
切り替わりが読者に分かりやすい(特に写真一枚が語ることは多い)
特集を象徴するようなデザインなどを入れてみるのも良いのでは?

議事録より

『Tokyo Scope 2022ー脱皮する都市』では、
あらかじめページ数が決まっていたこともあり、
1ページあたりの情報量が多く、読むのに疲れてしまうという意見があった
今年はさらに、写真やグラフィックの担う役割が大きくなると良いかもしれない

議事録より

と指摘がありました

良い例として紹介した『Tokyo Scope 2022ー脱皮する都市』のページ

都市の諸問題を取り扱う『Tokyo Scope』プロジェクトでは、
ときに概念的な話題も読者と共有していく必要があります

これには南後ゼミの社会学に立脚した都市への見方と、
視デの得意とするインフォグラフィックスな表現とが
相乗的な共犯関係を起こすことが望ましいです

文章が分かりやすいだけ、デザインが整っているだけでは
このプロジェクトでは足りないのです

デザインフォーマット案を通し、
完成イメージがさらに具体化されたと同時に、
そこに至るまでの過程を大切にしていこうと気持ちが改まる機会になりました


今年も「コラム」やります!

「ニュー・ノーマル」特集とは別に、
学生の興味関心を出発点とした
1,2ページ程度のコラムも掲載することになりました!!

これまでの『Tokyo Scpe』シリーズでは

  • 圏外/圏内散歩 in 谷根千[2021]

  • 飲まずに語る横丁論ー新旧横丁をハシゴして[2021]

  • あつまる・つながるー人はいかに空間を共有しているか[2021]

  • 臨界地域の余白と場所性[2021]

  • コロナ禍のポイ捨て考現学[2021]

  • 眠らない銀座 ー 夜に〈脱皮〉する街並み[2022]

  • トシマトペ ー 目で聴く都市の音風景[2022]

  • 東京メトロの10路線目を作ってみた! ー 「あるある」で考える空想路線計画[2022]

のコラムを掲載してきました

今年はどんなコラムが集まるのか…?!
ぜひご期待ください!


今回は作業日ということもあり、各班それぞれのコンテンツ内容にしっかり向き合った時間となっていました

次回の発表までにどう進んでいるのか、コラムは果たしてどうなるのか

更新をお楽しみに!

記・澤井雅治(南後ゼミ8期)/伏田茉莉香(南後ゼミ9期)


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