岩波新書で『ケアの倫理』という本が来年1月に刊行されるそうです。なんとなく見覚えがあるタイトルだなあどころか、全く同じタイトルの本『ケアの倫理』が、あたしの勤務先からも出ています。それも岩波新書とほぼ同じ判型の文庫クセジュで(汗)。
ちなみに岩波新書の副題は「フェミニズムの政治思想」で、内容紹介には次のように書かれています。
そして、文庫クセジュの方の副題は「ネオリベラリズムへの反論」で、内容紹介は如下、
同じタイトルなのに全く異なる内容の本なのか、それとも非常に近しい内容の本なのか、門外漢にはよくわかりません。ただ文庫クセジュの目次を眺めますと、「「ケア」の主題/女性たちの声」「「ケア」は母性ではない」といったように岩波新書と関わるような文言が見て取れます。
いずれにせよ、ケアという言葉から連想されるような福祉や介護などの実用的な内容ではなく、もっと人文寄りの内容の本のようです。同じ新書判なので、是非とも一緒に並べて置いていただきたいものです。
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