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平vs青

武蔵国の総社、大國魂神社の最寄り駅である京王線の府中駅。その駅ビルに入っている啓文堂書店府中本店。その啓文堂書店に入ったら、こんなポスターが出迎えてくれました。

アニメか何かのキャラクターでしょうか。あたしはこういうのに詳しくないのでよくわかりませんが、どう見てもそんな雰囲気が漂っています。まあ、本屋ですからキャラクターの本もたくさん並んでいますので、アニメやコミックのフェアが行なわれているのは何の不思議でもありません。

しかし、このポスターをよーく見てみると何やら見覚えのある文字が並んでいるではないですか。「平凡社対青土社」と書いてあります。「えっ、人文会仲間でもある、平凡社青土社さん?」とちょっとした驚きで二度見、三度見してしまいました。

そして店内の大型のフェアをやっているコーナーではご覧のように、両社の本がズラリと並んだフェアが開催中です。幟のように立っているポスターの足元に岩波文庫が大量に積まれているのはご愛嬌。平凡社と青土社とは、なかなかシブイフェアではありませんか。

ポスターには「人文書科学の良好書が勢揃い」なんて謳われています。嬉しいではありませんか。それにしても一番上には「平凡社対青土社」と書いてありますが、その下のキャラクターは左が青土社、右が平凡社となっていて、タイトルとは立ち位置が逆になっているのも面白いものです。

さてさて、勝負の行方は?

ちなみに、啓文堂が立地する京王線を舞台とした『眼下は昏い京王線です』が、沿線の書店でたくさん並んでいました。こういう地元本はやはり手に取ってしまいますね。
https://www.rockfield.net/wp/?p=6736

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