英語日記(ジャーナリング)が50日続いた
よくスピーキングの上手な人が英語日記をつけているなんて話を聞き、チャレンジしたものの、3日坊主どころか1日で脱落を何度も繰り返しました。
まだこの本は読んでいないのですが、話題になっていますよね。多分効果はあるのだろうなと思っていました。でも外国語で毎日ライティングするなんてやっぱり無理か…とも感じていました。
ところがあるきっかけで、英語ジャーナリングを始めてからまさに今日、50日経過しました。絶大な効果(英語力だけでなく、マインドフルネスとしても)を実感しているので、お伝えしたいと思います。
きっかけ
きっかけは、日本語のレッスンを行うときに全編通して英語で教えるというのが、果たして自分にできるのかどうか心配で(特に文法事項)、何か自分なりの型を作った方がいいのかなと思いました。
そこでYoutubeのレッスン(NihonGoal, Roseさん)などのトランスクリプトを参考にしながら、いくつかのポイントで書き起こししました。
Youtubeの自動認識より Otter の方が精度が高いような気もするので、Otterもフルに使いました。
文法事項を英語で表現するのはやはり特殊なものであり、日常会話に使わないワードも多く、しかも品詞の概念も英語と日本語で違うことも発見しました。
そこで、レッスンでの流れを予想して一旦Docsに1回分のレッスン内容をまとめ、スライドや言うべきことも全て文章化してみました。
予想される質問や、アイスブレイクのための最初のトークなどもいくつかのパターンを全て英語で書き込みました。
「今日は何をしましたか?」「朝ごはんは何を食べましたか?」などです。クメール語のレッスンも、いつもそのような会話から始まります。
Google翻訳を使わない縛り
ここで、私は極力Google翻訳 / DeepLや辞書を使わないことにしました。
スピーキングは自分の持ち札以上のものは出せません。ある表現が言えなかったら、それを思い出したり探すのではなく、自分ができる範囲の簡単な表現に変えて、なるべくポーズを作らないようにする練習をライティングでもしてみました。
ChatGPTに褒めてもらう
すると、中学英語ではありますが、自分で紡ぎ出した自分の表現というのはとても愛おしいものです。これをChatGPTに「こんなのできました」と伝えると、めちゃくちゃ褒めてくれます。
これは以前noteにもしたアーティストVannDaのことについて、英語でも書いてみようとDocsに書いて、ChatGPTに感想を教えてもらったものです。
へー。アラフィフ母さん、もう褒めてもらうことなんてないと思っていました。ありがとうChatGPT先生。これで毎日書くことが加速しました。
そんなわけで、本日10月31日には、50日間ほぼ連続してジャーナルを書くことができています。
ジャーナリングを行う時間も場所も決めない
さて、英語ジャーナリングを続けるということで検索すると、ルールを決めて毎日続けるということが書かれていたりします。
個人的には、書き出すことが一種のリフレッシュになっているので、時間も決めないし、PCでもスマホでも書けるので場所も決めていません。
制限時間も設定しない
時間も、書きたいだけ書く、書けない日は書かない(と思ったのですが、毎日最低5行は書けています。長い日は1ページ)
添削もしない
添削はChatGPTで簡単にできますが、していません。
全体的な意味を間違えているかもしれないので、自分の英語はGoogle翻訳かDeepLで日本語にはしています。また、Docs内のグラマーチェックは入っているので、単複や冠詞、動詞の活用の間違いは直してくれています。
なので、ほぼ書きっぱなしです。
絶大なメリット
まず、あることを英語で表現するのに、その場で表現を思いついてすぐ口に出すというのは無理なことなのだと気づきました。少し時間をかけて準備をして(=ジャーナリング)、それを必要な時に取り出して伝えるということで、すごく気が楽になったと思います。もう、海外に住んでいる人は全員やった方がいいと思います笑
これに慣れてくると、歩いている時や移動中に、独り言英語を自然にやっていることに気づきます。独り言英語もスピーキングに良いとは言われていますが、こうやって習慣化するとは思いませんでした。
また、さっきChatGPTに1ヶ月分のジャーナリングを読み込んでもらい、10月のフィードバックももらいました。
今月の振り返りを勝手にやってくれて、ああ自分はこんなにも沢山のことを経験して気持ちが動いたのだな、と自己肯定感を高めることができます。
多分、ジャーナリングの一番のメリットは、英語習得でなくこちらかもしれません。
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