第二の習慣『終わりを思い描くことから始める』
真剣にイメージしてください。
ある晴れた日に葬儀が行われています。そこには、あなたの家族、親戚、友人、会社の同僚が参列しています。会場の奥に棺があり、棺の小窓を開けると眠っているのはあなたでした。これから、弔辞が読まれます。あなたは、家族や友人、会社の同僚から、どのように弔辞を読まれたいですか?
終わりとはこのことです。衝撃を受けますよね。しかし、これはあなたの心の奥底にある本当の価値観に触れるところです。
ここでの成功は単に、お金持ちになるとか、仕事で出世するとかということではありません。人生において本当の充実感を得る。これを成功と呼びます。
自分の本当の価値観に触れたあなたは、その価値観を大事にし自分で責任をもった人生を生きるために、自らリーダーシップを発揮して行かなければなりません。
ドラッカーはこう述べています。「マネジメントとリーダーシップは違う」マネジメントは結果にフォーカスし、リーダーシップは目標にフォーカスします。マネジメントは第三の習慣でお話しします。
リーダーシップは、ここで自分で主体的に選択したあなたの価値観、思いを貫くために、自らの意志で突き進むことです。
コビィ先生はこう言います。
「弔辞があなたの成功の定義となる」
あなたは自分の弔辞でどのように言われたいですか?
第三の習慣に続きます。