読んだ:月刊ふみふみ第35号「ルーツ」【前編】
最初の頃は300円で発売してたように記憶してるんだけど、今では99円で販売してるんだね。しかも価格は安くなっているのに19作品も掲載されてるって一体どうなの?って話なんですがw
月刊ふみふみ第35号「ルーツ」が発売
月刊ふみふみ第35号「ルーツ」目次(作品のみ)
テーマコラム「ルーツ」
・300年もたったの1枚なのだよ。(中村 修治)
・ガチャポン(ことぶき つかさ)
テーマエッセイ「ルーツ」
・「最後まで家のお守しはったんやね」(藤原 優子)
・悠久への誘い(伊藤 ちゆき)
・祥月命日(祥庵)
・ザ・夜型人間(仲谷 史子)
・私の言葉(月野 えみこ)
・血(白玉 あん子)
・痣(木村 泰美)
・魂の種(翡翠 ゆり)
テーマ小説「ルーツ」
・親ゆずり(市田垣 れい)
・梨(金峯 蓮華)
・地球0×0地点(又吉 檸檬)
・不連続不殺人事件(トリ琴 理人)
・終着点(和泉 音)
・輪廻転生(平野 流)
・侵入ルート(すずき 愛)
連載画報 村政の「辻斬り画報」
〜前世もルーツになるのか〜
旅エッセイ
・父の帰郷(森山 佐和子)
勝手に読書感想文
昔、1冊の本を作るのに100人を集めて100人が書くという本を出版するというプロジェクトがあってね。その中で100作品の校正とかをしてたんで、全作品読んでたんですよね。それでTwitterで140字の感想文とかって勝手に一人企画をやってたことがありました。
最近はnoteを更新してるんで(140字とは言わないけど)勝手に読書感想文を久しぶりにやってみたいと思います。
・300年もたったの1枚なのだよ。(中村 修治)
僕が青春18きっぷを使って日帰りで博多に行った時にサプライズで会うことができた中村センセ。豚骨ラーメンでも食べようかと思ってたのが、特上ずしに変わりましたw去年が還暦だったなんて…と、作品外のことで勝手に懐かしんでおりました。作品の中では「自分の知らぬところで、進むことだけが進んでいる。」という表現が、心に残りました。
・ガチャポン(ことぶき つかさ)
ちょうど昨日、TVerの見逃し配信で「ファーストペンギン」ってドラマを観た所だったんだ。ドラマの放送後には次々と実在のモデルの話題がニュースになってて。この演出は作られたものだけど、相乗効果があって盛り上がるよね!みたいに思ったんだ。 誰しもがファーストペンギンにはなれない。だから憧れるんだよね。作者の心情は手に取るようにわかる。また僕の家も裕福ではなかった。これは事実だ。でも今の僕が裕福ではないのは、ただ僕の責任だと思ってる。
・「最後まで家のお守しはったんやね」(藤原 優子)
ある日突然、今までの見慣れた景色が変わることがある。良い方になんてことはなく、悪い方へだ。その時、僕だったらどうするだろうか?今の環境ならば、どうすることもできずに指をくわえて見てるだけなんだろうか。捧げることもなく、受け取っているのに、引き継げてもいない。僕が生きてきた証はなんだろうか?考えさせられる。
・悠久への誘い(伊藤 ちゆき)
僕は三国志にも興味を持たずにキングダムのマンガさえ読んだことがない。だから知ったかぶって書くわけにはいかない。ボロがでるからだwただ中国人の直感で良いと思ったらすぐに取引に入るし、向こうから取引を持ち掛けられた時は少なくても相場の倍の価格設定をされてると思った方が良いというのはすごく実感することだw
・祥月命日(祥庵)
たぶん本人達には壮絶なドラマがあったにせよ、周りはそのドラマを見てきてないからわからないことも多い。ただ繋がってた部分だけはあってすべてが事実なんだけど、すべてがわかっていることではない。もし僕が死んだなら僕のドラマをすべて語れる人はいないよな、なんて思いつつ各々の印象だけで完結するんだろうなとも思えた。
・ザ・夜型人間(仲谷 史子)
雇われて働いていた時は朝型人間だった。超絶二日酔いの日でも、遅刻することなく会社に行ってた。あの頃が懐かしいw今は夜更かししてるのに朝は普通に起きている。睡眠時間を削っているのだ。だから元気ではない。わかっている。何も心配事がなくなったら、また朝型人間に戻りたいと思った。
・私の言葉(月野 えみこ)
僕はたぶん広島弁を使っているらしい。中央の広島弁ってよりも、備後弁という広島弁と岡山弁が交じった方言だ。わかりやすく言うと千鳥の大悟とかノブが喋ってる感じである。周りもみんなそうなので別に気にはならないが、よその土地に行くと言葉がキツいとよく言われる。文章だとイントネーションもニュアンスも伝わりにくいから尚更だ。そんなわけでこれでも気にかけて話しているんだよねw
血(白玉 あん子)
デジャヴってあると思う。例えば親と似た癖であるとか。喋り方とか。あー、なんか血が繋がってんだな…と解釈する時がある。それは別に悪くはない。くすぐったい気持ちになるとか、なんというか…そういうことってあるよね!って思う。
・痣(木村 泰美)
僕も今年で不惑だ。同級生との会話ではそう遠くない将来に親の介護が始まるよね…みたいな話がテーマになることがある。そういう年齢なのだ。無理だと思っていたことも、意外とあっさりと受け入れられる。こんなものなのか?そんなもんなんだろう…と、これから来る将来に向け手引書を読んだような錯覚に陥るw
・魂の種(翡翠 ゆり)
うちも田舎だったが、田舎には田舎の良さがある。都会は遊ぶのにはいいかも知れないが、金がないと楽しくはないだろう。何もなくても自然があって時間を忘れて遊び回る。いい時代だったな。今は無理でも余生は田舎で過ごしたいと強く思うよ。
ななや探訪
感想文を読んだだけでは、作品の良さはちっともわかんないんだぜ!
本来ならば本書の中で復活を遂げたかった『ななや探訪』なんですがnoteを読んでくれてる人は既にご存じのように、今は生きていくので精一杯な状況でして。ずっと休載している状態なんですよね。
なので、ずっと書き続けてる人からすれば「何を今更?」って感じでしょうし、最近書き出した人からは「誰よ、あんた?」ってなってると思います。
( ´-`).。oO(だから自分のnoteで更新してるんですよ…)
ちなみに読書感想文は作品を読んで、自分に落とし込んで書いています。(作者のタイトルだけお借りして自分のことを述べている節もございます)
なので、感想文を読んだだけでは作品の良さはわかりません!
買ってから(もしくはKindle unlimitedで借りてから)読んでみてください。
今やネットの時代…煽るタイトルだけで記事は読まずにインプットしてる人も多いと思うよ。それが気軽にアウトプットもできるのがSNSだけど。
僕は本は読んでこそ、自身に吸収できるもんだと思っているので。
まー、99円って缶ジュース1本より安いんだけど…安かろう悪かろうではないのは読んだらわかるんでね。
これまででまだ半分(の感想)なので…orz
読み応えがあるっていうか、長いんだよねwww
続きはまた明日!(じゃないと僕の今日のノルマが達成できなくなるんでw)
後編はこちら