初心者向け!『クラウドワークス』で仕事を受注する方法 第1回【応募編】全4回
(※2024年9月30日リライトしました!)
クラウドソーシングを利用している方、どのプラットフォームを使っていますか?
私は「クラウドワークス」をメインで使っていて、案件獲得にはいくつかのコツがあると感じています。そこで、今回はそのポイントをまとめてお伝えします!
ちなみに、この記事を書いた時点(2020年9月)の私の「クラウドワークスのお仕事件数」は74件です。
書いていたら、伝えたいことが増えてきたので、
【応募編】【採用・不採用編】【案件探し編】【番外編】の全4回でお送りします。
案件がスムーズに獲得できるよう、実践しやすい方法をお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ちなみに、私は「クラウドワークス初めて3ヶ月で月収50万到達」というような急激な成長はしていません。
クラウドワークス最初の月は20,052円でした。現在は、他のお仕事と合わせて…会社員時代の7割位の収入になっています!まだまだ私もこれからですが、その分、結構リアルな視点でお話しできるかなと思います。
それでは、実際にやってみて、効果的だったことを、まとめてわかりやすくご紹介します!
応募のポイント
応募に関する悩みとして「どの案件に応募すべきかわからない」「応募しても採用されない」といった声が多いと思います。そこで、採用率を上げるためのポイントを順を追ってご紹介します。
応募の前にすること
1、自己紹介を充実させる
応募の前に、プロフィール欄をしっかりと作ってみましょう。目標は、クライアントが依頼したいと思えるプロフィールです。
特にライターの募集では、「どんな記事が書けるのか」という点が重要になります。
初心者の方でも、過去の経験を活かして得意分野をアピールできます。
例えば…
「アパレル販売の経験があるので、ファッションに関する記事が得意です。」
「ファイナンシャルプランナーの資格を持っているので、保険や金融の記事が書けます。」という感じです。
前職でやっていたことは、必ず記事に活かせます。大切な経験なので、書いておいてクライアントさんに見てもらいましょう。
また、仕事じゃなくても、この分野なら負けないという強みはありませんか?生活習慣や趣味や特技などからもお仕事につながる可能性があります。
例えば…
「ランニングが習慣でウェアやシューズに詳しいです。」
「車が好きなのでカスタムに関する知識を持っています。」
「3児のママなので、育児のベテランとして記事が書けます。」などなど。
こうした「人間性ポイント」を盛り込むことで、クライアントの目に留まりやすくなります。作成後には、クライアントの視点でプロフィールを見直してみましょう。
2、応募メッセージのテンプレートを作り込む
クラウドワークスでは、応募時に送るメッセージのテンプレートを事前に作成しておくのがおすすめです。「自己紹介」「これまでの経験」「週の稼働時間」など、よく聞かれる情報をあらかじめまとめておきましょう。
先に文面を考えておいて、案件ごとに調整して応募するのがおすすめです。
応募したいと思う案件は、他の人も応募したいと感じる案件なので、応募が殺到しているかもしれません。そのなかで差別化できるメッセージを目指しましょう。
ポイントは「簡潔かつ、感じの良いメッセージを書くこと」です。
ライティング案件を応募する際は、文章力もチェックされていると考え、メッセージが明確でわかりやすいかを意識しましょう。
ライティングの案件の募集の場合は、テキストコミュニケーションの言葉も見られていると感じています。
そのため、メッセージが簡潔にわかりやすく書けていたら、プロフィール欄まで見て検討して確率UP!自分の強みを簡潔にアピールしましょう。
そして、クライアントの担当さんも人間なので、感じの良い対応が一番です。仕事の時のように、社会人としてのメールのマナーを守って応募しましょう。また【採用・不採用編】でも、くわしくご説明します。
3、1回につき3件応募する。
応募は1件に絞るよりも、1回に3件ほど応募するのがおすすめです。応募したすべてで採用されるわけではなく、返事が来ないケースもあるため、複数の案件に同時にアプローチする方が効率的です。
できれば、1回で3件ほど一気に応募して、返事を待つのがおすすめです。もし複数採用されてしまった場合でも、納期を相談させてもらえれば大丈夫です。慣れてきたら5件位応募しても良いでしょう。
応募する案件の選び方
どの案件に応募すべきか、いくつかの選び方のポイントをご紹介します。
1、実績の多く、評価が高いクライアント
実績数が多く、その評価も高いクライアントさんは、仕事相手からの信頼があると判断できます。一緒にお仕事をした人の満足度が高いなら、(相性もあるかもしれませんが)安心感をもってお仕事ができる可能性も高いと考えられます。
クラウドワークスの評価では、★5.0が最高評価なので、★4.5以上のクライアントさんが個人的にはおすすめです。
2、文字単価0.5円以上
もちろん、文字単価は高ければ高い方がよいです。ただ、クラウドワークスでは、文字単価1.0円以上は激戦なので、自分の納得できる範囲で応募する文字単価を決めてみてください。私の最初の案件は、文字単価0.5円だったので、個人的には0.5円以上を目指してもらいたいです。
案件を探していると、「初心者OK」の文字単価の安い案件が多く存在しています。学びながら仕事ができると書かれていて魅力的に感じられるかもしれませんが、例えば文字単価0.1円の案件だったら、1000文字書いて、100円です。
ちなみに、初心者で未経験の分野だったら、1000字書くのに、半日以上かかってしまうこともあります。そうなると日給100円です。モチベーションの面であまりおすすめできません。
初心者でも狙うならできれば文字単価0.5円以上を狙っていきましょう。
3、500~1000文字のライティング案件
ライティング初心者の方は、文字数が少なめのライティング案件からスタートするのがおすすめです。そのジャンルをある程度書けそうなら1000文字、書けるか心配だった500文字程度からはじめるのがおすすめです。
また、リライト案件には要注意です。リライト案件は、もともとある記事を書き直す案件なので、簡単そうに見えて、初心者にもおすすめと書かれている場合もありますが…、なかなか難しいです。
特に難しいのが「コピペ率を下げる」ことを目的としたリライトです。リライト案件は、コピペ率を下げるという案件が多く、このコピペ率がなかなかの強敵です。初心者さんにはとてもおすすめできないので、自分の書けそうな分野のライティング案件を狙いましょう。
★コピペ率について
コピペ率というのは、作成した文章がどこかの記事からコピペ(コピー&ペースト)していないかというチェックです。クライアント指定のツールで調べて提出します。
このコピペ率というのは、「一致率」「類似率」で判定されるので、コピペしなければよいというわけではありません。
自分で考えた文章でも、文章内の言葉が一致していたら、コピペ率が高くなってしまいます。例えば、「しかし、」「があります。」という言葉でも一致にカウントされてしまうのです。
この数値を下げるのは一苦労なので、初心者さんにはおすすめできないと思っています。ちなみに、クライアントさんから「コピペ率30%以下」にしてくださいという説明文があったら、私は迷いなく辞退します。
理由は、時間が2倍かかって、記事の完成度が下がるからです。コピペ率を下げるために、完成した文章を変更していく作業があるのですが…。少しずつ変えて、何度もコピペチェックをします。かなり効率の悪い時間を過ごします。(実際に私は、1時間近く格闘したこともあります。)
また、文章がおかしくなってくるのです。検索目的ではマルなのかもしれませんが、人が読んだり、自分の実績として満足できない仕上がりになってしまいます。
リライトには、構成を考えなくてよくて、リサーチが少なくて済むというメリットはありますが、受注するときには文字単価とコピペ率の数値をしっかりと把握した上で、受注するのをおすすめします。
まず3件、応募してみよう
プロフィールやメッセージテンプレートを整えたら、まずは3件ほど応募してみましょう。一度応募すると、その後はスムーズに進められるはずです。
次回は【採用・不採用編】について詳しく解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
みなさんのスタートを応援しています!