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日々のつれづれ忘備録2

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2016年7月の記事一覧

弱っている人間はおもちゃじゃない

「ありがたいと思わなければいけないのかなあ」という負い目があって、今までなるべく気にしないようにしていたことがある。でも、多くのひとが同じような過ちをしているような気がして、我が振り直すためにもここに記そうと決めた。

以前、婚活本著者の仁科友里先生に取材をしたときに、がんばりすぎて自滅する女性の話を聞いた(これは著書『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』に詳しく記述されている)。

要は、自分の中の

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どうして優しいひとは間違った相手を選ぶのだろう

どうして優しいひとは間違った相手を選ぶのだろう

【注意】文中に映画『ウォールフラワー』のセリフの引用などネタバレがあります。

昔から、“あたたかい”ものに憧れながら、“あたたかい”ものが苦手だった。

幸せな家庭に育ち、友人や教師にも恵まれ、何不自由なく生きてきた身で何を言っているんだ、という感じだが。どこかで“あたたかい”の一線を越えると、心が拒否反応を起こし、必ずといっていいほど吐き気を催してしまう。

「あなたが大切だ」と言ってくれるひ

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“ファイナルアンサー?”に答えるということ。

婚活婚活と言われると、どうしてもげんなりとしてしまうし、「結婚することこそが至上の幸せだ」とも思わない。ただ、既婚者や子持ちの人たちのもつ、独特の強さや醸し出す雰囲気というのは、正直看過できないところもある。要は、「ただこの一人」と決断した姿だ(浮気者をのぞく)。これはもちろん、結婚だけの話ではなくて、仕事でも住む場所でもなんでもいい。「ただこのひとつ」と自ら答えをひとつに絞ることができるひとの格

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「今にも狂いそう」というひとは100%狂わない

「いまここで狂え」と言われたら、大概の人間は、困惑するだろう。よほどの演者でなければ、恥ずかしげもなく狂人のフリをすることはできないし、そもそも演者かどうかに関わらず、言われるままに根っこから狂うことって不可能だ。

“認知する”というのは、コントロールの手綱をもつことだ。“私”や“その他”を認知することで、私は私のふるまいをコントロールする。逆にいえば、“認知し得ない”ことに対して、私たちはほと

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