相談できた相手②
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①はこちらをご覧ください。↓
初めに
今回は前回にお話しした、
家族にも相談できずにいることを相談できた、
2人の友人のうち、もう1人のお話です。
1.高校の頃の友人
その子と出会ったのは、私が高校生の頃です。
部活動が一緒だったことから仲良くなったと
思いますが、前回お話しした子と同様に、
同じグループでは無かったですし、
高校の3年間のうち1年間だけ、
一緒のクラスになったことがあるので、
それなりに親しくしていましたが、
それでも、いわゆるいつメンでは無かったです。
部活動は吹奏楽で、お互い違う楽器だったので、
時折、一緒に練習する機会があったり、
隣同士で演奏することなどもありましたが、
深い思い出があるわけではありませんでした。
2.久しぶりの再会
久しぶりに再会したのが、
共通の友人(以下Aちゃんと呼びます)の
結婚式に参列した時のことです。
約5.6年ぶりでした。
私とAちゃんは高校の頃から、
ずっと親友のような仲で今でも親交があります。
Aちゃんと今お話ししているその子は、
もちろん高校が一緒なのですが、
その先の大学まで一緒でした。
そのため、お互い別々の友人グループと
結婚式には参列していました。
その子とは、披露宴の座席が隣だったりして、
久々に思い出話など、いろんな話をして、
「ご飯行きたいね〜!」なんて、
社交辞令のようなことを言い合ったと思います。
帰宅後、一緒に撮った写真を送るために、
久しぶりにLINEを送って、
社交辞令とは言ったものの、
もう少し話したいと思ったのは本心だったので、
「ほんとにご飯行きたい!」
という文章も送りました。
すると、すぐに
「私も行きたいよ!!」
と返信が来ました。
その流れですぐに予定を立てて、
Aちゃんの結婚式で再会してから数週間後には
2人でランチしに行きました。
そこでの会話は、
学生時代には聞いたことのない話ばかりでした。
詳しくは伏せますが、
家庭環境のことだったり、仕事の悩み、
自身の体調の話など、
いろんな話をしてくれました。
私はその時点で
まだ、うつ病と診断はされていなかったのですが、
家族の話など、仲の良い子たちにも
話してこなかったことを
たくさん話せてしまいました。
今まで1対1でしっかり話したことも無かったのに、自然といろんな話ができて、
この子との縁は大事にしていきたいなと
なんとなく思っていました。
そこから、月日は流れ、
SNSでは繋がっていたので、
ある投稿に私が反応したことがきっかけで、
半年ぶりくらいに、再び会いました。
会うことになった日は、平日だったのですが、
ちょうどお盆休みの期間でもあったので、
お互いそこまで平日が空いていることについて、
突っ込まずに当日を迎えました。
そこで、行く予定の喫茶店に向かう最中、
「Miちゃんと色々話したらなんか吹っ切れて、
話して、すぐくらいに、仕事辞めたんだ。」
と話してくれました。
その時、私はその子にも
うつ病のこと、休職していたことを
話そうと決意することができました。
喫茶店に着いて、
コーヒーとケーキを食べてゆっくりしている時に、打ち明けることができました。
3.相談できたことで思ったこと
私は幸せそうな人に、自分の辛さや悲しみを
分け与えるわけにはいかないという気持ちと、
話したところで、理解してもらえないし、
何も解決しないという諦めの気持ちが相まって、
これまで人に相談をすることを避けてきました。
けれど、その子としっかり話をするまで、
そんな悩みをその子が抱えていることを
知らなかった。
そこで思ったことは、今まで私は勝手に
「わかってもらえるわけがない。」
と避けてきただけで、誰しも、
人には中々打ち明けづらい悩みの一つや二つ、
持っているんだろうなということです。
うつ病と診断されてから、
早3ヶ月、いまだに家族にも言えていないし、
話したいと思えた相手が
今のところ二人しかいませんが、
無理して話すものでも無いと思いますし、
少しずつ、話せる時が来たら、
辛さを分かち合いたいと思える人に出会えたら、
また相談したいと思います。
その時が来たら、またここで、ご報告しますね。
お読みいただきありがとうございました。