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秋ドラマが始まった。

私は度々、ドラマの話をしていますが、
私は生粋のテレビっ子なので、
その時の忙しさにもよるのですが、
地上波のテレビドラマを1クールで
5-6個は観ています。

2024年 秋クールのドラマも始まりだしたので、
そちらの感想。


奈緒さん、Kis-My-Ft2の玉森裕太さんが
出演されている

TBS 火曜ドラマ
「あのクズを殴ってやりたいんだ」

奈緒さん演じる主人公の"ほこ美"は、
スナックのママである母親、それと妹がいます。

クズばかりに引っかかり、
男を取っ替え引っ替えしている母親のことで、
学生時代には周りから心無い言葉を
言われたりしてきました。

母親を反面教師にし、妹もいるため、
「自分がしっかりしないと。」
と真面目に生きてきた"ほこ美"。

辛さを我慢して、強がって生きてきたことも
あると思います。

第1話で、辛い出来事が立て続けに起こり、
「本当は泣きたい、甘えたい。」
と"ほこ美"が、1人で弱音を吐くシーンがあります。


このシーンを見て、
私も"ほこ美"と似てるなと思いました。 

母子家庭で育ち、夜勤をしていたため、
ほとんど家に親がいない状況であったり、
発達障害を持つ上の2人のきょうだいという
家族の中で育ったため、
「私がしっかりしないと。」
と思って生きてきましたし、
寂しさや辛さを我慢して幼少期を過ごしたため、
今でも、誰かに頼ったり、甘えたりすることが
苦手で、人前で弱音を吐いたり、泣いたりも
容易にはできません。


それと同時にふと思ったこととして、
はたして私は
「誰かの前で、甘えたり、泣いたりしたいのか?」
ということでした。

もちろん、上手に誰かを頼って、甘えられれば、 幾分、生きやすくなっていたのかなとも思います。

けれど、20数年、
人に期待せず、頼らず、
弱みを見せずに生きてきたため
その逆を行くことも許せないし、
不甲斐ないなと俯瞰で観てしまう自分もいます。

一人で孤独に生きてきたという感覚で
過ごした期間が長いため、
強く、逞しく、自立した人間でありたいと思う
自分もいます。


それでも、いつかは
甘えたり、弱音を吐いたりできる存在と出会って、自分の首を絞めているものから解放される日が
来るといいなと少しは祈っておきます。


ドラマを観て、そんなことを考えた日でした。

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