価値提供を難しく考えすぎない。誰にでも提供できるものはある。
以前、0から始めるのには何から始めたらいいのか?みたいな記事を書きました。こちらの記事ですね。その記事では自分の力だけで成り上がろうとするのではなく、積極的にいろんな人を巻き込んでいった方がいいよ的なことを書きました。(ざっくりとですが)
そこから新たな物語が生まれたので、今日はその続編的な内容を書いていこうと思います。その記事を書いてから、僕のコミュニティメンバーの意識もちょっとだけ変わったのかなと思います。変わったというか、素直に実践してくれたんですかね。ジラーチ谷川はその記事を出した後にすぐに自分の視点を交えてアウトプットしてくれました。
ラプラス天音は今日、ちょっと変わった形で実践してくれました。彼とは結構話すのですが、彼は常に「自分に何が提供できるのか?」ということを考えていて、今の自分にはそれがないから、まずは勉強しないとと思い込み、なかなか行動に移せずにいるのが現状です。
しかし、今日は彼なりに考えて、僕のコミュニティに対して「教材(PDFレポート)をシェアする」ということをやってくれました。(まぁ、そういう小さなことでもやった方がいいみたいなことはそのシェアしてくれた教材に書かれていたんですけどね。笑)
でも、本当にそういうことから始めてもいいと思うんです。多くの人の価値提供って、マネタイズからの逆算とそれに直結することしかやらないじゃないですか。つまり、目に見えて何か見返りが返ってくる場合のみ提供するけど、それが見込めなければやらないみたいに思っているわけです。むしろ、心の中では自分が一枚上をいくために隠したいとすら思っています。そういうマインドでは結局自分が損することになるというのを書いたのが、冒頭に紹介した記事の大まかな内容でしたね。
まぁ、もちろん完全個人プレイで周りは全員ライバルみたいなモデルでやっているのであれば、自分がよりすごい存在になることが大事ですから、それでもいいと思うんですけど、僕が推奨しているのはコミュニティビジネスであって、コミュニティ全体が成長することに価値があります。みんなで理想世界に行くことが目標なわけです。
そのため、コミュニティを循環させるために起こした行動というのはそれがどれだけ小さなことでもマネタイズに直結しなくても価値を提供したことになります。
現に、今日の記事はラプラス天音が「この教材をシェアしたら、メンバー全員のヒントになるだろうな」と思って取ってくれた行動が僕の思考に影響を与えて、生まれているわけです。すなわち、教材をシェアする⇨僕が記事を書く⇨読者の中の一部の人が何らかの気付きが生まれる⇨またさらにその気付きをアウトプットする・・・といった感じでほんのちょっとでも「これはいいなぁ」と思うようなものをシェアするだけでも十分にエネルギー循環は起こせて、価値を提供したことになるのです。
もちろん、それが直接マネタイズには繋がらないかもしれませんし、今日はたまたま僕が記事のネタにしたから目に見えて循環が感じられますが、本来であれば実感しにくいものでしょう。
だけど、その小さな一歩から巡り巡って、循環し、やがて大きなエネルギーとなって、マネタイズに直結するアイディアに変わるので、身近な人を喜ばせることは十分価値を提供していると言えるのです。
ワールドカップで活躍したいと夢見ても、まずは的確に狙った位置にボールを蹴る練習をしたり、90分走り切るためのスタミナをつけたり、当たり負けしないための筋肉をつける必要があります。このように壮大な目標があったとしても、今できることからコツコツやっていって、それの積み重ねによって、すごい境地にいけます。
それは情報発信ビジネスでも同様で、既存の読者に価値を提供できないのに、いくら数を増やすことばかりに注力してもただ数字としての読者が増えるだけで、根本的には何も変わりません。むしろ、化けの皮が剥がれて、時間経過と共にいろんな人が離れていくことになると思うので、後々つらい思いをすることになるでしょう。
なので、まずは小さなことから始め、今の自分に提供できる価値は何なのか?ちょっとでも何か誰かが喜ぶことはできないか?考えてみることです。その繰り返しで、提供できる価値はちょっとずつ大きくなっていきますし、価値を提供するという感覚が磨かれていくと思います。
最初の一歩として、まずは自分の周りで循環を起こす意識でやってみてください。間違いなく、一歩は進むことができますよ。
ということで、今日は以上です。では。
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