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今朝BBCニュースを見た件

最近、YoutubeでBBCニュースをみるようにしている。

勉強に身が入らない日々が続く中、微量ながらも英語で情報を入れようともがいているのだ。

今朝も例によって、コーヒー片手にニュースを聞き流していた。

もちろん全て理解できるほど僕にlistening skilsはないので、概要欄を読むことに。

以下がその概要欄である

【概要欄】

Just over a month to go until the Tokyo olympics, Japan has just announced it is lifting it's coronavirus state of emergency in the capital this weekend.

The current state of emergency allows only 5000 people or 50% of the venue capacity whichever is smaller, the government now says areas not under any other restrictions can have up to 10,000 fans.

Despite easing the restrictions the Japanese prime minister urged people to watch the games at home.


太文字箇所の「it is lifting it's coronavirus state of emergency in the capital this weekend.」をみて欲しい。

さらっと、「ああ、解除するのね」と英語脳で処理しかけたがよくよく考えるとこれは面白い表現だ。

直訳すると「今週末、首都でコロナウイルスの非常事態宣言を解除します。」となる。

Liftの意味

「緊急事態宣言」という制限を解除する場合、なぜliftなのか。

辞書で調べれば「持ち上げる;(禁止・制限を)解除する;空輸する;盗む」とそもそも意味に含まれているが、そういう処理の仕方では意味がない。

単語を覚えるとき重要なのは単語のイメージだ。

たとえば、Questionの意味は名詞で「質問」だが、ごく稀に「質問を投げかける・疑問を呈する」という意味の動詞で使われることがある。

しかし仮に動詞としてQuestionが使われた文があったとしても文脈や品詞の順序から動詞だと仮説を立てることが可能だ。

そのとき軸となる意味である「質問」のイメージさえ持っていれば、質問の動詞……「質問を投げかける」か! 処理できる。

詳しくは脳科学的に英単語を無限に覚える方法として河野玄斗氏の動画をあげているので、そちらを試聴していただきたい。

liftの場合、「持ち上げる」という軸のイメージがある。そこに「空輸する・盗む」そして「解除する」という意味が広がっている。

「空輸する・盗む」はものを物理的に「持ち上げる」というイメージで合致することができる。だからliftで表現することができると考えられる。

同じ方法で「解除する」を咀嚼すると、禁止・制限という課せられた「重荷」を「持ち上げる」というイメージが可能だ。

だからliftで表現されるのではないだろうか。

例文

ということで、練習がてらひとつ例文を作ってみた。

for example, there are "He was lifting his own abstinence from alcohol drink.".
this sentence describe about his state. So, you shouldn't write "lifted" but "was lifting". Because the sentence describe about his state.

禁止を「解除する」という行為そのものを軸にする文ならliftedだが「解錠する」という状態のことを表している文ならば「was lifting」となる

「持ち上げる」という軸のイメージを、他の意味は「イメージをどこまで広げていいのか」示す概要・許容範囲だ。

その認識を持っていると単語をより深く実践的に理解することができる。

このように英単語の意味を理解するときは、その単語の概要を掴んでいくといい。

僕は英語は苦手だが、英語の表現は面白い。

皆さんも、たまには英語を別の観点から見てみると意外におもしろいかもしれない。


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