小説風ゲームプレイブログ📜|Fallout76🛢️荒廃した世界で私は商売がしたい💰|ログ1:再生の日🌄
2102年10月23日。
私、MDRMことマドロミはVault76から外の世界へ飛び出すことになった。
ValutとはVault-Tec社が建設した、核戦争を想定した避難用シェルター。
ワシントンD.C.に本社を置く、重量系構造物の建設企業。
戦前のアメリカ政府からの要請により、核戦争用のシェルター建設を受注したといわれている。
核兵器の直撃にも耐えるよう設計されており、正面の扉は金属製で厚く重いため、機械でなければ開けることも動かす事もできない。
扉を開けるための機械はVault居住者が身につけている携帯端末「Pip-Boy」(Vault居住者に支給された携帯型端末左腕に装着して使用し、使用者の健康状態や持ち物、周辺のマップなどを確認することができる)の認証によって起動させられる。
生活指向型のVaultでは普通の住宅のように部屋が家族単位で与えられ、店で食品を買ったり、床屋や服屋でファッションを変えたり、娯楽室で見たり遊んだりと一般的な町並みと変わらない設備が整っており、長期的な生活を行う事ができる。
当初は政府計画として40万戸が要求されていたようだが、予算や計画の都合上、建設できたのは全部で122戸といわれている。
ただ、122というのはVault公式資料での数字であり、表のVaultとは別に、密かに隔離された秘密区画のVaultや、試作型のVaultなど、ナンバリング外Vaultの存在も確認されているため、実際の数は122を越えている。
私のいたシェルターは76番目のVaultである。
その中にはには監督官という人物が存在している。
監督官は大統領であり、王様であり、神である。
皆の生活・食料・仕事などの管理をしている。
そんな箱庭に私は25年も住んでいた。
あの日を迎える前、私の父のおかげで生き延びることができた。
今となっては何も特徴もない平凡な30代。
早くに両親が病気で死んでしまい、劣等感を抱きながら今日まで生きてきた。
だが、そんな日々もこれからは変わる。
再生の前夜、私は羽目を外し深い眠りについていた。
シェルター内で監督官のホロテープで流している放送が聞こえる。
私はガバッと目覚ましのアラームを聞いたかのように飛び起きた。
今日は再生の日、私たちがVaultを出て国を再建する任務を担う日だ。
遅刻したー!!と大慌てで私はシャワーを浴びて身なりを整える。
Vault76のジャンプスーツ(青に黄色のラインが入っているピチピチのスーツ)を着て、自室の扉の近くに置いてあるPip-boyを装着して部屋を出た。
部屋の外は昨日の名残で散乱していた。
まるで、スポーツのワールドカップで応援しているチームが優勝した時の様に紙吹雪や風船や紙コップが辺りに散らばっている。
すると、Mr.ハンディーこと、クラッチリーが私に近寄ってきた。
「随分とお休みになられていましたね。体調でも悪いのですか?Vaultであなたが最後の1人ですよ」
私は恥ずかしくなって、小さな声で寝坊しましたとクラッチリーに謝った。
「さ、今日は再生の日です。国を再建できるよう、心からお祈り申し上げます」
クラッチリーが手を振って他のMr.ハンディー達が案内してくれる。
外での生活に役立つアイテムをいくつか提供された。
まずは食料2,3日分を貰った。
次に怪我や病気に効く薬品とS.P.E.C.I.A.L.のカードを貰った。
Pip-boyにカードをスキャンしてそのカードの能力を付与してくれる。
S.P.E.C.I.A.L.とは7種の頭文字を取ったものだ。
S.Strange(ストレンジ)
P.Perception(パーセクション)
E.Endurance(エンデュランス)
C.Charisma(カリスマ)
I.Intelligence(インテリジェンス)
A.Agility(アジリティー)
L.Luck(ラック)
これらを駆使して自分のスキルを上げるのだ。
私はLUCKのPharma Farmaを選んだ。
++++++++++++++++++++
Vault-boyというマスコットが指さす方へ進んでいくと大きな機械があった。
C.A.M.P.と書いてある。
これを起動すると、円状に陣地を表示し、その中で建築ができる代物だ。
床や壁、家具、その他もろもろを機械が保存してくれる。
何でそんなことができるのかは私は機械には詳しくないので分からない。
最後はおまけ程度に黒縁眼鏡とパーティーハットを貰うーーーーーー。
いよいよ、Vaultの出入り口の前に到着した。
とてつもなく大きな機械が出入り口の扉を開ける。
近くにいたMr.ハンディーが色んな国の言葉でさようならと送り出してくれた。
さよなら、Vault76…。
最後まで閲覧いただきありがとうございました🙇✨✨
これからの荒廃した世界で私がどう生き抜いていくか、
次回をお楽しみに🖐️😃🏵️🏵️
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