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「え!? 〇〇〇〇でオーラリーがカンタンに手に入る!? ユニクロU旋風の最中に開かれた極秘講座!!!」

オーラリー ゆったり感のある、ベーシックandハイエンドなブランド。高い。

「というわけで、今回は簡単にオーラリーな感じにできるファッション指南をみなさんに行います。これをすれば、あなたもオーラリー!」

「ぼくらもオーラリー!!!」

「はい。ではまず、オーラリーを買います」

「え?」

「オーラリーを買います」

「え?」

「え?」

「えと・・・先生、オーラリーを買う、とは・・・?」

「オーラリーの服を買ってください。株を買えとかそういう荒唐無稽なジョークではないですよ。はっはっは」

「はっはっは・・・えと、今回は簡単にオシャレに、オーラリーな感じになれるというのを教えてもらえるんじゃ・・・」

「はい。簡単にオーラリーな感じになれますよ」

「ですよね・・・じゃあ」

「ですので、オーラリーをかってください」

「いやいやいや!!」

「いやいやいや」

「いやいやいやいや! それじゃあ」

「いやいやいやいやいや! なんですか!!? それが教えを乞う人の態度ですか!? まず話を聞かないその姿勢!! なんですか!!!!」

「い、、いや、しかし」

「それですよ! それ!!!! まずその口答えする姿勢と態度を改めてください!!!! そうでなければ教えられませんよ!!!!」

「す、、すみません、、、なんか手軽にオーラリーの真似ができるようなそういう方法かとおもっていたもので、、」

「はっ!!! 真似事ならかってに好き勝手にすればいい!! こっちは真剣におしえようとしているんですよ!? 少しは話を聞いたらどうですか!?」

「すみません・・・・・教えてください」

「では、オーラリーを買います」

「買います・・・・」

「それを着ます」

「着ます・・・」

「ほら、ちゃんとファッション初心者のあなたもオーラリーが着れるじゃないですか?」

「・・・・・」

「なにもむずかしいことはありません。ぎゃくに難しく考えてどうこうしているとそういう雰囲気をつくれませんよ」

「・・・・・そ、そうですが・・・・・!! そうですが・・・!!」

「なんですか!?」

「うう・・・!! しかし、そう簡単にオーラリーは買えません!!!! 高い!!! 高いんだ!!!!!!」

「なんですか!!!!!」

「しかし、先生高いんですよ!! オーラリーは・・・だから・・・!!! 着たくても、、、、着たくても!!」

「・・・・・・・・・・・・・わかりますよ」

「・・・・先生?」

「そう。オーラリーは高い。そう簡単にポンと買えるものではありません。そういう人は希少でしょう。そういう人のため、それを実現するための方法をこんかいは教える講座なんですよ」

「せ、、、、先生!!!!」

「ちゃんと話を聞いた人だけがその方法を知ることができるんですよ」

「はい!! ありがとうございます。そしたら、、どうしたら!!!」

「リボ払いです」

「り、、りぼばらい・・・・!? なんですかそれは!?」

「毎月定額で無理のない範囲で支払いを続ければいいというシステムですよ」

「無理のない範囲で!?」

「そうです。毎月、さらに毎日でわったら1日あたりコーヒーいっぱい分ほどで、オーラリーを買えますよ」

「それはすごい!!!!!」

「すごいでしょう」

「そ、、、それはどうしたら!! どうしたら使えるんですか!?」

「だいたいのクレジットカードにはついていますが、、、」

「ぼく、クレジットカードとかよくわからなくて、、、」

「だったらここでつくっちゃいましょう。これは自動的に全部リボ払いになるカードなので、特に使い方をおぼえなくてもだいじょうぶですから」

「そんな便利なカードが!!! ありがとうございます!!!」

「いえいえ! では、いまクレジットカード会社の人を呼んできますね。記入と申し込みをこのばでして、さらにもうネットショッピングで買っちゃいましょう!」

「え、試着とか、、やっぱり実店舗でとか」

「なにいってるんですか! こういうのはいますぐやるか、やらないか、なんですよ。それでいままで来たんでしょう!? ここでかわらないでどうするんですか!!!!」

「す、すみません! 今日、カードを作ってすぐに使います!!!!」

「うんうん。はい、じゃあ、こっちで順番に受け付けますねー」



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Nazy
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