【イベントレポ】メディアアートと現代美術とフェスティバル、参加しました!

2024/10/20。こちらにお邪魔してきました。チケット1500円

きっかけは、話し手の「佐野和哉」さんが、同じく通っている札幌の「Think  School」の同期として、広告してくださったことでした。

アート業界入門の、私なりに等身大でレポしてみたいと思います!

概要

佐野さん、葛原さんが訪れた
オーストリアで行われた「ARS ELECTRONICA 2024」
イタリアのヴェネチアで行われた国際展覧会「ヴェネチアビエンナーレ」
レポを写真と動画を使ってシェア。

印象に残った作品の紹介、今後の札幌国際芸術祭につながるヒントを得た話を聞きました。

アルスエレクトロニカについて

「アルスエレクトロニカ」は、オーストリア第3の都市・リンツにある、アート/テクノロジー/社会をつなぐ世界的なクリエイティブ機関。
1979年から開催されている「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」とともに、メディアアートの世界的なコンペティション「プリ・アルスエレクトロニカ」が毎年開かれている。年ごとに異なる部門が設定され、同時にアルスエレクトロニカがEUや政府機関とともに運営する連携賞も複数表彰される。

WIRED「未来のためのポジティブなアクティビズム:アルスエレクトロニカ2024 作品解題」by KAZUYA SANO

WIREDから引用。(この記事も佐野さん執筆)

ヴェネチアビエンナーレ

ヴェネツィア・ビエンナーレ(Biennale di Venezia, 英語: Venice Biennale / Venice Biennial)は、
イタリアのヴェネツィアで1895年から開催されている現代美術の国際美術展覧会。イタリア政府が後援するNPOであるヴェネツィア・ビエンナーレ財団が主催し、二年に一度、奇数年に、6月頃から11月頃まで開催されている。
ビエンナーレとはイタリア語で「二年に一度」を指す。

Wikipediaより引用

良かったところ

  1. 一緒に展示会へ行った気分になる
    英語の部分もガイドをしてくれて、ゲーム実況に近い感覚。クスッと笑えて、面白い。満足感が満載でした。

  2. メディアアートが好き
    デジタルを使った現代アート初心者でもわかりやすく、説明してくれていました。「ライゾマティックス」と「Perfume」のファンにとって、とても面白い展示。「cascade」と「チェロとロボットのコンサート」が素敵だった。

  3. コーヒー美味しい
    ブルーベリーのフレーバーのついた酸味のあるコーヒー。香りがキャラメルのように甘い。ムーミンのパッケージかわいい☺️

  4. ものづくりに携わる方々との交流
    オーディエンスには札幌国際芸術祭を作り上げてきた方々。苗穂基地のスタッフ。様々なクリエイティブ業界で過ごしている方々と知って、とても刺激的だった。
    同期の方とも話す事ができ、肩の荷を下ろして「自分何したいかわからないんです〜」「人の目を気にして生きてきたので、周りに正解求めて生きてきたんです〜」と自分を作らずに話せたのも、自分にとって大きい時間だった。

フィンランド産のコーヒー

私の印象に残った話

  • 芸術祭とテクノロジー展、最終的には同じところへ集約されそうな感覚

  • 国ごとの作品が現在の国の状態とリンクしている

  • 音楽がこれからの世界情勢の動きを先取りしている
     例えば、プエルトリコのレゲトン

  • 横浜ビエンナーレの不評について

    • なぜ?→日本人が政界や他国の歴史背景に関心が薄い

    • 日本人に当事者意識を持たせるにはどうしたらいいか?

      • 「精神面」の企画がいいのではないか?by同期

    参加して私の気づき

    芸術作品と国の歴史背景、社会や政治問題と繋がっている
     美大卒の友人が世の中の動きに敏感な理由が、解けた!!

    自分自身のアイデンティティと作品と国の結びつき
     卒業生のアトリエで、雪かきの「人」にフォーカスする作品、カイコを重ねて自分のアイデンティティの崩壊を表現する作品も見る機会を見た。国際芸術祭でも「難民というアイデンティティ」から作品を作るアーティストが出展されていました。ひとりのアイデンティティがピックアップされて「国」の象徴の作品になるのだ、ということを感じました。

    企画と進路でやりたいことにヒントを得た
     今回の登壇者のお二人はもちろん、アート分野で活動している人たちは、興味に持つ事柄がとても多い。例えば、社会問題。政治問題。デモ運動。それに加え、深く調べ、探究し、しっかり考えた上で、的をいた意見を持っているのだなと。
     アートはどちらかというと、社会で「当たり前」に問題提起するので、時代の先取りをしていく。
     私の今までの生活スタイルや働き方は社会の「当たり前」の土台の上で、行なうものでした。

     そもそも「アイデンティティ」とは何か調べてみた。

    ① 他とはっきりと区別される、一人の人間の個性。また、自分がそのような独自性を持った、ほかならぬ自分であるという確信。組織、集団、民族などにも用いる。自己同一性。

    コトバンクの引用

    なるほど。
    現時点、自分は「自分のアイデンティティを確立させる」ことにもがいている感じだ。

    現在わかりえる、私のアイデンティティ(わかちあい、フェミニズム、ADHDの発達障害、HSS型HSPやクリスチャンのマイノリティ)や身の回りの問題(進路先に悩む美大生etc)を卒業制作の企画のタネにできたら、良きかも。 

    私が直接、札幌で見た聞いた体験したことの、良かった&ワクワクした経緯を記録したい。ライターをしてみること。好きな創作活動となって、単純に面白そう!と思った。まずはやってみて、ゆくゆく仕事に繋がったら、嬉しいな。

    今後のアクション

    • 毎日新聞をゆるく読む

      • 社会の動向に関心を向ける。絶対だと続かないので、1面だけでも。

    • 札幌駅周辺の美味しいカフェ、コーヒー、グルメを探す

    • noteをつづける

    • ファブラボ栗山へいく

      • 同期の職場。クリエイティブで面白そう。

    苗穂基地

    開催場所。実は人生初の苗穂!そばのカフェも開拓したい☕️

    アトリエも紹介してもらった

    卒業生が共同でアトリエ活動をしている場所に、同期に便乗して足を踏み入れることができました。
    作家の作品への想いや経緯を聞くのが、好きな私にとって、興味深い貴重な機会でした。

    ほんと、盛りだくさん!!充実した時間にとても感謝でした🥹

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