超短編小説📕恋

この人が本当に好き。大好き。
それだけで良いのか?って言ったら、
やっぱりダメで…。

将来の事を考えたら、
一緒に歩いて行く為のお金はやっぱり必要…。
そう分かっているのにね。

気持ちが大きければ大きいほど話だけ先に進んでしまって。
そのまま突っ走ると心に涙が溜まってしまう事が多くなってしまう。
我慢が多くなってしまう。
その可能性は、やっぱり高い。

それでも後ろから名前を呼ばれたら、
誰か直ぐに分かって。
笑顔で振り返って目を合わすんだ。

分かっていても止められない経験。
幸せだな。

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