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ジブリ作品とディズニー作品の違いってなんだろう?
先日ジブリパークに行ってからというもの、ジブリ熱が冷めやらない今日このごろ。
いや〜〜楽しかったなあ〜〜〜。
でもね、一緒に行った夫は実はあまりジブリに詳しくなくて。
(絶対作品観てからのほうが楽しいから!って言っていくつか予習していった)
夫の周りの友人たちも、実はジブリ好きってレアなそう。
ジブリ作品はもはや義務教育だと思って生きてきた私にとっては結構なショックでした。(そういう人も多いですよね??)
夫曰く、「どちらかというとディズニー作品のほうが人気で、知名度も高かったし、見る機会もそんなになかった」と。
「あんなに金曜ロードショーでやってるのに!?!?」とツッコミましたが、子どもの頃から習い事ばかりでそもそもテレビを見る時間がなかったらしい。
そうか〜〜、そういう人もいるのか〜〜と。
ジブリ作品はサブスクも解禁されてないし、みようと思えばレンタルで見るしかないんですよね。そういうハードルの高さも影響していそうではある。
それに比べてディズニー作品って、「見たことない!!」って人に遭遇したことがない。「好きじゃない!」って人にも出会ったことない。
どっちも素晴らしいアニメ作品ばかりだけど、改めてジブリ作品とディズニー作品を比較してみると、基本的な楽しみ方が違うかもしれない、と気づきました。
一番のちがいは、「解釈の多義性」。
シンプルなストーリーで、年齢や人種に関わらず同じ解釈で楽しめるのがディズニー作品。
多様な解釈が可能で、みる人の年齢や置かれた状況によっていろんな解釈ができるのがジブリ作品。
真っ先に思いついたのがコレでした。
『シンデレラ』にせよ『美女と野獣』にせよ、ディズニー作品はいつどんなときにみても同じときめきを与えてくれます。
誰もが童心に帰り、夢の世界に誘ってくれるのです。
一方、ジブリ作品は見る人の属性や状況によって全然違う感動があります。(少なくとも私の場合は。)
例えば『もののけ姫』。
幼いころに見たときは、ひたすらにアシタカやサンがかっこよくて、化け物みたいなものが恐ろしくて、ハラハラドキドキしたものでした。
でも大人になってみてみると、この物語に込められた「人間と自然の共生」というテーマについて考えずにはいられません。
ストーリーも曖昧さを残したものが多く、考察のしがいがあります。
どっちがすぐれているとか言うつもりは全くなくて、ただ楽しみ方が全然違うんだよなあと思ったんです。
あとはどんなちがいがあるだろう……
いろいろ考えています。