子どものやる気スイッチをどうやってONにすることができるのか?
こんにちは、いつも子育て情報を発信しているほんたんです。
今回は子どものやる気についてです。子どもをやる気にさせるのは難しいです。しかし、いろいろと調べてみるとコツがありました。
トップアスリートの具体例などを交えながら説明しますので、絶対参考になると思います。ぜひ最後まで読んでみてください。
1.まずは得意なこと(好きなこと)をやらせる
子どもにはだれでも得意なことと、不得意なことがあります。
園や学校で恥ずかしい思いをしないように、鉄棒の逆上がり・プール・跳び箱など、不得意なことをできるようにさせたいと親なら思うかもしれません。しかし、まず最初に伸ばさないといけないのは得意なことなんです。
不得意なことは苦手で、嫌で、子どもにとってはやりたくないことです。そうなると練習するのも嫌ですし、その結果として成果も出づらくなります。
反対に、得意なことはとことんやりたいですし、親や友だちに負けないようにたくさん努力できます。できるようになればなるほど、親からもたくさん褒めてもらうことができます。子どもにとってはそれがたまらなく嬉しいので、さらにがんばることができて、良い循環が生まれます。
ただ、ひとつ言えることは、子どもが自分自身でやってみないと得意か不得意かはわからないということです。自分が体験して初めて、「あーこれたのしいかも!」と気付けるんです。
なのでいろいろなことをやらせてみてください。嫌ならやめればいいんです。逃げるが勝ち。
2.トップアスリートたちも最初は好きなことをやっていただけ
トップアスリートのYoutubeやパリ五輪でのインタビューなどを読んでみると、たくさんのヒントがありました。サッカー元日本代表の中田英寿さん、パリ五輪で活躍した卓球の平野選手、スケボーの堀米選手などの具体例を紹介していきます。
・元日本代表の中田英寿さん
中田英寿さんがYoutubeで話していたサッカーを始めたきっかけは、「最初はキャプテン翼おもしろい、オーバーヘッドキックを真似してみよう」ということだったそうです。
当時は「Jリーグ」もない時代です。いきなりプロのサッカー選手を目指そうとか、ワールドカップで活躍したいとかの気持ちでやり始めたわけではないんです。たまたまサッカーを始めて、やっていたら楽しくてのめり込んでいった。そしたらメキメキ成長していった。それだけの理由です。
・卓球女子の平野選手
平野選手が競技を始めた理由は、「お母さんといっしょにいたかったから」。お母さんが通っていた(経営していた?)卓球教室に3歳で連れて行ってもらって、見よう見マネではじめたそうです。
・スケボーの堀米選手
堀米選手が始めた理由は「お父さんがやっていたから」です。オリンピックの競技にもなっていなかったので、「金メダルを取る」という夢をもって始めたわけではありません。やっていったら、どんどん楽しくなっていったとインタビュー記事に書いてありました。
トップアスリートたちはみんな親や周りの影響を受けて競技を始めました。最初からオリンピック選手を目指して競技を始めることはないんです。近くのひとがやっていて、楽しくて、のめり込んでいったら、気付いたら目指せるポジションにいたということです。
3.コツは物心がつくかつかないかのタイミングでやらせること
トップアスリートたちですら、いきなり高いモチベーションを持って、「金メダルを目指そう!」と思っていたわけではないことを理解していただけたと思います。
それでは、どうすれば子どもが競技にのめり込むのでしょうか?どうやってスイッチをONにすることができるのか?
その方法とは、トップアスリートたちがみんな早いタイミングで競技を始めていることがヒントになります。詳しく説明します。
物心がつくかつかないかくらいの3~4歳から習い事を始めると、小学生になってから周りの子どもに勝負で勝てたり、「あの子はすごい」と注目してもらえるようになります。このとき子どもは「なんかたのしい!」と思うようになります。
親といっしょにあたりまえにやっていたことが、まわりからはすごいと言われる。気持ちいい、楽しいという感覚が、その競技が好きになる原動力なんです。
キンコン西野さんが前にyoutubeで言っていたことを引用します。
西野さんが親交のある歌舞伎役者やプロバレリーナの人たちに聞いてみたところ、みんな小さいうちからやっていたそうです。
小さいときにガッツリ練習しておくと、小学生になったころにはぶっちぎりの存在になれます。これが好循環の入り口です。
参考になるのでぜひ見てほしいです。
簡単にまとめます。親としては、なんでもいいので子どもが好きなことを早めに見つけてあげてください。早ければ早いほど、他の子どもよりも上手くなれる確率が高まります。
好きなこと、得意なことをいろいろと体験させてみて一緒に探してあげてください。ためしにやってみて、嫌ならやめればいいんです。ひとつに絞る必要もありません。一緒にたのしめるものでいいです。
4.実際はどうか?
小3娘の体験談についてです。
娘はダンスを2歳半から習っていて、8歳にしてかれこれ6年くらいダンス歴があります。他の子どもたちはまだ始めたばっかりの子どもが多く、ぶっちぎりで一番上手いです。
ダンスがぶっちぎりで上手だと、センターなどのいいポジションをもらいやすくなります。そこでさらにがんばっているとますます周りに認められていきます。
このいい循環になると、自信につながっていて、他のスポーツも自信を持って取り組むことができます。
子どもが小さいうちに得意なことを見つけてあげられてよかったと思っています。
5.さいごに
以上となります。いかがでしたか?
子どもはやる気が湧いてから取り組むのではなくて、まず親のマネをしてやってみて、そこからハマっていくというのが一般的です。
突然やる気スイッチがONになって、オリンピックを目指し出すひとはいません。親や周りの影響を受けて始めるんです。
ぜひ子どもが小さいうちに何かひとつでもいいので得意なことをやらせてあげてください。それが将来の自信につながるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた!
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