「属人的な子育て本」よりも、「児童心理学」を学ぶことをオススメする理由
こんにちは、ほんたんです。
今日は子育て中の方にはぜひ児童心理学を勉強してほしい、という内容について書きます。子育てについて悩んでいる方はぜひ最後まで読んでほしいです。
結論:研究結果に基づいた著書を参考にするべき
ぼくは子育てに関する著書を今まで50冊以上読んできましたが、いろいろと分かってきました。結論としては、児童心理学や脳科学などの論文や研究結果に基づいた著書ほど汎用性が高いと感じています。その理由について説明しますね。
理由①サンプル数が少なすぎる
東大に合格させたとか、こういうすごい人に育てた、みたいな本がありますが、基本的に汎用性は低いです。なぜならサンプル数が少なすぎるからです。
たまたまその子どもに適していただけ、という事例が沢山あります。属人的な子育て体験記はサンプル数が1人から多くて3人とかなので、そのほかの子どもに当てはまるかどうかはわからないんですよね。
子どもの勉強習慣や習いごとなどについては、親の習慣などが関係することが多いので、汎用的に参考になることは少ないです。
理由②子どもの成長過程の一部分しか関わっていない
幼稚園の保育士、教員、などが書いた著書は子どもの成長過程の一部分しか関わっていないので、その子が将来どういう大人になったかという長期の視点では書かれていません。
一時的に子どもに言うことを聞かせられるような方法が書いてあるかもしれませんが、それだけやっていても将来的に子どもを伸ばすことができるかはわかりません。
論文や研究結果は、モノにもよりますが、長期的に子育てがどういう結果をもたらしたのかという視点で書かれているものもあります。
たとえば、子どもを2つのグループに分けて、甘やかすグループとそうではないグループに分けて、長期間にわたって研究した結果などもあったりします。
理由③どうしても即効性を求めてしまう
子育ては長い期間にわたって行われます。子育て中の親御さんはみんな忙しいですし、手っ取り早く問題を解決したい気持ちは痛いほどよくわかります。
しかし、児童期だけとか、思春期だけとかの小手先だけのテクニックを学んでも意味がありません。子どもの心はずーっと繋がっているからです。高校生が児童期に戻ってやり直す必要がある時だってあるんです。
目先のテクニックだけに囚われずに、長期間にわたって子どもを良くする方法を学ぶべきだとぼくは思います。
オススメは児童心理学と脳科学です。
いろいろ読んできたなかで、オススメは児童心理学と脳科学の本です。児童心理学は子どもの心の発達について学べます。
児童心理学で言えば、「子どもは親が大好きでかまってほしい」という気持ちが常にあります。それを叶えてあげられるのは親だけです。
佐々木正美先生という児童精神科医の先生の著書はオススメです。一番有名な本がこちらです。
また脳科学では子どもが物事に没頭する「フロー状態」を見逃さないようにするとかは参考になります。
脳科学者の茂木健一郎先生の著書は読んでおくべきだと思います。
おわりに
いかがでしたか?
少し批判的な内容になってしまいましたが、いろいろと学んできた結果、このような考え方に辿り着きました。ぼくの個人的な意見に過ぎませんので。
親であれば誰でも子どものために上手に子育てしたいものです。みんな子どもを良くしようと必死なんです。それを良い方向に持っていってほしいと思います。
ぼくは毎日、児童心理学についての著書をまとめています。ぜひフォローして読んでいただけると、少しは役立つはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた!