リスボン、裏路地の食堂で出会ったサルディーニャ【ポルトガル紀行①】
「リスボンに行ったら、地元の食堂でサルディーニャが食べたい」
そう言って向かったのは、観光客向けのお店が立ち並ぶ、繁華街の大通りを一本入った裏路地にある、小さな食堂。
中には赤と白のギンガムチェックのテーブルクロスが引かれた白く四角いテーブルが並んでいて、等間隔で、こちらを向いて黙々と食事をしている地元のおじさんたちがいた。
それを見て「ここはきっと、いいお店だ。」
二人でそう言い合って、中に入ってみる。
「ボンジーア!」
元気よく明るい笑顔で話しかけてくる女性に促