切迫早産になっちゃったわたしの週末日記② 23w
先週金曜、切迫早産と診断されてしまったわたし。
安静を言い渡されて、1週間がすぎました。
ドキドキしながら向かった診察。今回の出血に関することはひとまず心配がなくなり、少しずつ普通の暮らしに戻って良いと言っていただけました。もちろん元通りに戻ったら同じことになるわけなので、引き続き平日は極力お出かけせず家と近くの公園、夫や母など娘をみてくれるひとがもうひとりいるときに限って、少し大きな公園でリフレッシュしたり、手を繋いだりせず手ぶらで平坦な道をウォーキングする程度の運動なんかをしようかなと思っています。
今回のことは取り返しがつかない状態になる前にお腹の子が「僕もいるんだけど?ちゃんとみて!」と教えてくれたと思うことにしました。実際こうなってみてやっとお腹の子のことを意識しながら生活するようになったし、、、!ひとり目と同じように何事もなくうまく行くに決まってると思い込んでいた自分への注意喚起だったんだと思います。本当にごめんね、大反省。
と、安心したのも束の間。出血したところに感染が及んでいないかいくつかした検査の中でGBSが出てしまい…助産院での出産ができなくなってしまいました。お産に関することなので今わたしや赤ちゃんがどうこうという心配ではないのだけど、出血がなければもっと先にする検査だったので、その宣告を今されるとは思わず、、、娘に立ち会いをしてほしいという夢が早々に吹き飛んで頭が真っ白になり、内診台にパンツ脱がないで乗っちゃって、わたしの余りにわかりやすく動揺する姿に助産師さんが笑ってた(笑)その後もバスにお金払わないで乗っちゃったりして…
こんな記事を書くほど、助産師さんに惚れ込んでいたのでショックでショックで泣きそうだったけど、病院での出産になってもその助産師さんに立ち会ってもらえて、わたしと赤ちゃんが元気だったら翌日迎えに来てくれて予定通りの助産院で産後ケアが受けられるし、娘とも面会できる(病院ではできない、、)よと教えてもらってなんとかその後の説明を聞けるくらいの精神状態になった。けど、まだ落ち込みながらバスで帰る途中、LINEで連絡したら「GBSは本当に多くて10人に1人くらいあるから、そんなに落ち込まないで。それに病院で産んで翌日助産院に戻ってこられれば、病院出産の安心と助産院の手厚いケアをどちらも受けられていいとこ取りなんだよ〜!赤ちゃんが事前にママが一番安心安全なお産を教えてくれたんだと思って、この後も一緒に頑張りましょうね。大丈夫だよ。」とボイスメッセージをくれて、その時いた公園で泣いちゃった。電話はできない状況だけど文字じゃない方法で伝えたいと思ってボイスメッセージを送ってくれたことにも感激した。本当に大好き。。。泣
だから、気持ちを切り替えて「元気に出産して、元気な赤ちゃんを産んで助産院へ戻る!」ことを新たな目標に、頑張りすぎない範囲で安産な身体作りをしていく。幸い、負荷の少ないウォーキングやヨガは呼吸の練習やリラックスにもなるので是非再開して欲しいと先生にも言ってもらえたので、いつものヨガの先生と助産師さんに指導してもらいながら少しずつ始める!よし!!!
それから、助産院で産めなくなって一番の問題が陣痛が来た時に娘を連れて行けないことだったのだけど、すぐさま義母に連絡して臨月には来てもらえることになり、即解決。なるべく家族で頑張りたいという気持ちもこもった助産院出産だったけど、頼ることで生まれる良い関係も知ったからいいんだ〜!
以上が経過報告!でした。
ご心配おかけしました。
ここからは1週間なにしてた?って話。
引きこもり生活が始まって、一番驚いたのは娘の赤ちゃん返りがほとんどなくなったこと。あんなに時間をかけて、時には夫婦で喧嘩をして必死に作った生活リズムが、お出かけをしなくなっただけでいとも簡単に整った。
活動①おてつだい
簡単な朝ごはん作り。パンを焼くかホットケーキミックスで蒸しパン、スコーンなど
活動②③あそぶ
絵本を読む、お絵かき、ぬりえ、はさみ、うたを歌う、てあそび、おままごと、お医者さんごっこ、新聞びりびりなど
活動④おてつだい
お米を研いで炊く、配膳
朝は夫がリビングまで抱っこして連れて行く。初めは嫌がったけど、3日目くらいから自分から抱っこされに行くようになった。着いたら椅子に座ったわたしが交代して動き出すのを待つ。
のんびり朝ごはんの準備を一緒にして(わたしは指示ばかりでほとんど座っている)、食べ終わってからお昼ご飯までひたすらふたりであそび続ける。
お昼ご飯はチンするだけ。食べるのもすぐ終わる。
娘が好きな本を3冊選んで、一緒に寝室へ。絵本を読んで、おしゃべりしている間に眠ってしまう。
2時間半を目処に、お昼寝から起こす。抱っこしてあげられないので、ベッドの上で完全に目覚めて自分で歩いてくれるようになるまで待つ。持ってきた絵本を読んだり、ベッドの上でできることをして遊んで1時間くらい過ごしちゃうこともある。わたしは寝転がっていた方が良いので、むしろ歓迎という感じ。
娘が飽きた頃にリビングへ。午前中と同じでひたすら遊び、夫からの帰りますというLINEを合図にお米を研ぐだけの夕食準備を一緒にする。時間が余ったらまた遊んで帰宅を待つ。
夫が帰ってきたら、みんなで足りないものを作ってごはん。今週は
月:日曜に作ったカレーにチーズを乗せてグリルで焼く
火:お味噌汁とソーセージ茹でたの、自然解凍しただけのブロッコリー、届いたのを洗っただけのミニトマト
水:母が来て作ってくれた。
木:母の作り置き(里芋のハヤシライス)
金:味噌汁と母の作り置きたち
という感じで、わたしはほとんど何にもしてない。
お風呂は引き続きわたしが先に済ませて寝室に行くパターンを続けていて、とにかく早く行きたい娘はあれほど嫌がっていたのに夫の指示に逆らわずダッシュで準備してくる。
夫は自分の身支度や洗濯、片付け、持って帰ってきた仕事などを終えてから寝ているので申し訳ないなと思っていたけれど、だんだん慣れてきて22:00前には就寝できるようになったし、お風呂前後の「ママがいい!!!」がなくなったことがむしろ嬉しい様子。
結果、家族の結束が深まって、もともと仲が悪い方ではなかったけど、雰囲気がより良くなったと感じる!
つまり、全てわたしが空回りしていただけだったのだなとおもう。
娘とふたりでいられるうちにいろんな経験をさせてあげたい、連れて行ってあげたいと自分では娘のためと思っていたことがむしろ娘との向き合って遊ぶ時間を奪っていて、結果的にわたしの予定に娘を付き合わせていたこと。
専業主婦だから家事も育児も自分でやって当たり前、夫がいるときは娘との時間を作ってあげようとストイックになりすぎ、そのせっかく作った時間を無駄にする夫に勝手に腹を立てていたけど、まだまだ苦手な娘とのおうち遊びをするより、目の前のものをひたすら片付ける家事の方がいいらしいこと。まあ結局誰しも頼られるって嬉しいということ。
それから赤ちゃん返りがなくなったことの次にびっくりしたのが、外で遊べなくなったら体力が有り余って寝つきが悪くなるんじゃないか?と思っていたのが、真逆だったこと。お出かけをしたり来客(母)があるとむしろ興奮して眠れなくなり、お家でわたしとふたりで過ごした時の方がスムーズなのだ。えぇ〜!?と思ったけど、菅野先生の講座では親子で向き合って遊ぶおうち遊びを推奨していたし、運動以外の刺激で十分疲れているということなんだなあ。もちろん、土日に夫が外遊びに付き合ってくれて、身体を動かせていることもある。家ばっかりじゃ育たない能力もたくさんあるからね。でも、お出かけできないことにそんなに落ち込まなくても、この生活で十分娘は満足している様子。むしろ、一日中信じられないくらいごきげん。何故かご飯もよく食べるし、お行儀も良くなった。菅野先生、何十年も(わたしが生まれる前からやってると聞いて、講座で「活動記録の写真フィルムで撮ってプリントして提出してたとかやばすぎ」なんてギャルみたいなこと言っちゃった)研究してるだけあるわ…。
そんなわけで、今のところ元気に楽しくやっています!体重も増えず(むしろ減った)、寝転がった状態でできるストレッチでなんとか身体がバキバキにならずに済んでいて、ただやっぱり、この後運動を再開してもひとり目の時ほどはできないまま出産を迎えたら体力・筋力不足で難産になるんじゃないかと、不安になった。それを考えると、病院出産になってよかったのかも。母には心配だから助産院はやめて欲しいと水曜に言われていたし。
つまり本当に、今回のことのおかげで色々うまくおさまった???ように見える。笑
この先正産期までトラブルなく行けた場合の話。
土日のベッドでゴロゴロ時間、お風呂の30分と、自分時間が急に増えたので本や雑誌もたくさん読めるようになった!
珍しく見たテレビ(災害時用にもっているiPadに繋げられるチューナー?みたいなの。ご存知ない方もいるかもなので補足すると我が家はテレビがありません)で、昔話がコンプライアンスがどうとかで現代版にかえられてしまっている話をやっていたのだけど、ちょうどその後お風呂に入って読んでいたビッグイシューにこんなエピソードが。
「からすのパンやさん」で知られる絵本作家・児童文学者のかこさとしさんの特集だったので、久しぶりに勇気を出して買ってあったもの。ホームレスの方が売っているあれです!仕事してる頃はよく見かけたのだけど、子どもと暮らしているとなかなか遭遇しないのよね。今回は三鷹駅前で出会いました。
今年の3月にかけて7割が未発表の児童文学集?を全10巻で順次発売しているところだそうで、お恥ずかしながら絵本しか知らなかったので、是非読んでみたいなと思っています。東大卒で、科学者でもあったかこさんは、ひとつひとつの作品を作るのに何年もかけて資料を読み、研究なさったのだそう。知れば知るほどかっこよくて、この安静期間にたくさん読みたいなと思っている。
そのほか、初めての小手毬るいさん、結構良かった。
相変わらず天才の綿矢りさ。予約しててやっと借りられた!おもしろい!!!大好き!!
「うめのはな、ママにおみやげ。おふろにいれようね。」とピンクの綺麗な梅の花をひとつ持って帰ってきてくれた娘。すっかり忘れて先にお風呂に入ると、「はいどうぞ。」と自分で全部服を脱いでからダイニングまで取りに行って、入ってきてくれた。浴槽に浮かべて小さな手で触れながら「かわいいね」と言ってわたしの目を見て、にっこり。「ほんとうだね、かわいいね」と言ったけど、9割は娘の可愛さに漏れたことばだった。毎日毎日可愛くて可愛くて、大好き。そばにいてくれてありがとう。ずーっと一緒にいようね。
では、みなさまよい週末を!
また来週〜♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?