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実験室#7 酵素ドリンクファスティング体験記2

*個人の体験記です。

酵素ドリンクとグループファスティング

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ある日、知人がファスティングをするということで、私もなぜか参加することになりました。これが私が酵素ドリンクファスティングをすることになったきっかけです。

当時、酵素ドリンクを使ったファスティングはしていませんでしたが、マスタークレンズはなんどもしていたので、ファスティングに対しては別に抵抗もなく、一緒にやろう!と言われて、ホイホイ参加した程度でした。

ちなみにお高額なドリンク代などを聞き、びびったものの後には引けずそのまま参加となりました。大体のことの動機なんてこんなものなのです。

グループファスティングのメリット・デメリット

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私は個人活動を基本としているので、別に誰かと励ましあってファスティングしたいとかは全く思っていなかったのですが、多くの人は「一人では挫折しちゃうかも」と思うらしく、グループファスティングは人気なようです。私にはない感覚です。

私が参加したのは、グループファスティングといっても、どこかに泊まりにいって合宿形式でやるわけではなくて(それも人気らしいですが)、メッセージがやり取りできるグループが作られ、その日の進捗や状態などの情報を交換してく程度です。
それでも、誰かと一緒にやっているというのは心の支えになるらしく、モチベーションを維持したまま続けることができるようです。

ということで、グループファスティングのメリットは、情報を交換したり、感覚を共有できること。体調について語り合ったり、同じく空腹を感じているもの同士で話をしたりすることで、楽しく空腹の時間が過ごせることでしょうか。

デメリットは特にないと思うのですが、あくまで私の経験ですが、一緒にファスティングしている人が止めるねってなったときは、ああ、そうなの…という気持ちになります。また、一緒にやっている人があまりにもダウナーな場合なども、一緒にいることがマイナス方向に働くかもしれません。

ちなみに、私をファスティングに誘った知人は、1日目でさっさとやめていきました。取り残された時の気持ちは、なんとも形容し難かったです。別にいいけど。

また、これも私個人で私だけの話かもしれませんが、「頼れる人がいる」という点で甘えが出てしまい、私的には人と一緒はデメリットになりうる部分もあるなぁと微妙に思っていました。レアケースだと思います。

カウンセリングとオリエンテーション

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私の使う酵素ドリンクは市販品ではないので、ちゃんとした資格を持ったファスティングマイスターから購入します。この人のサポートがあることで、ファスティングは最大の効果を産んでくれるのです。

ということで、ファスティングしますとなったら、まずはカウンセリングとオリエンテーションがありました。
なんでも、とりあえずやってみよう派の私としては、色々なことをあまり準備せずに始めてしまう方なのですが、ちゃんと話を聞くのも重要だなぁと思いました。

カウンセリングでは、なぜファスティングをするのかとか、ファスティングをした後どうなりたいとか、そんな質問をされたのですが、いかんせん誘われてホイホイついていっただけだったので、そのことを正直に答えるしかなく、志の低いクライアントとなっていましたが、仕方ないのです。別に怒られることはありませんでした。それくらいでいいと思いますよ〜という感じでした。

私の志はさておき、酵素ドリンクファスティングについて、他のドリンクとの違いだとか、血糖値の管理の大切さだとか、このオリエンテーションでは非常に有意義なことを聞くことができました。
これについてはまた後日細かく書きたいなあと思っているのですが、糖尿病などの生活習慣病は、単に太ったとか痩せたとかだけじゃなくて、栄養分の取り方っていうのも大きく関わっていて、良かれと思ってやっていたことが逆効果とか、ざらにあることを知りました。

日々消化に追われている体を、消化から解放し、整えたりなんなりすることで、若返るし病気も治るし外敵からも強くなるそうです。

グループファスティング体験記

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オリエンテーションが終わり、準備食の期間が始まると、何食べたかを報告することになります。
そして早速からあげおにぎりを食べたことを指摘される私。いや違うんです。コンビニにおにぎり買いにいったら、梅か唐揚げしかなかったんです。*梅食べられない
その日はたまたまコンビニで食事を用意するしかない状態だったのです。
とはいえ、最近のコンビニには、お豆腐とか納豆とかファスティングの準備食にも良いものが売っていて助かります。動物性のものを避けようと思うと難しいといえば難しいのですが、選択肢が狭まるぶん、選びやすい上に無駄な浪費も避けられます。

準備食期間は、おにぎり、お豆腐、納豆、お味噌汁、ミネストローネ、海藻サラダ、おそばなどを食べていました。
お出汁には動物性のものが入っているものがあるのですが、確認したところ「まぁそこまでこだわらなくてもいいよ」とのことでした。厳格にやろうとするとハードルが上がりますからね。緩く長くが鉄則です。

ちなみに家では、ご飯にお豆腐と枝豆と塩昆布を乗せた豆腐丼をとても好んで食べていたのですが、塩昆布は微妙と言われました。別の方法で鰹節をかける方法もあったのですが、鰹節は動物性。鰹節か塩昆布がないとこの丼は完成しないので、ちょっとと言われたけど食べていました。おいしいの。
この辺を厳格にできるか否かで何か変わるのかもしれませんが、私はそこまで厳格にはやりませんでした。

市販の食品の中には、「果糖ブドウ糖液糖」が入っているものが多くあります。ファスティングマイスターさんよりこれだけはなるべく避けるようにと言われていました。ファスティングの時だけじゃなくて日常的に避けて欲しいそうですが、ファスティングの時は特に。
果糖ブドウ糖液糖は、清涼飲料水には必ずと行っていいほど入っているもので、納豆のたれなどにも使われているの注意と言われていました。
摂らない方がいい理由としては、「体がすごく糖化する」とのことでしたが、とりあえずその時はふーんと思っていました。とりあえず避けるように心がけるし、避けられないものでもないと思っています。

先ほど書き忘れましたが、グループファスティングも含め、サポートがついているファスティングのいいところは、こうやってチェックしてくれる人がいるので、ちゃんとやろうという気が起きるところでしょうか。悪いところとしてはめんどくさいところでしょうか。

自分でやろうと思うと、甘くしすぎたり逆に厳しくしようとしすぎたりしてしまうこともあると思うのですが、専門家に「ここまではOK」を示してもらえることで、快適になる気がします。

3日間の準備食後、ドリンクでのファスティング開始。
前回も書きましたが、私はドリンクの味が大好きってほどではなかったので、まぁこんなもんかなあという気持ちで飲んでいました。マスタークレンズとは違い、希釈の割合を好きなように変えていいということだったので、自分好みの味になるように調整することが可能です。

ファスティングの時に辛くなったら飲んでねと顆粒のサプリメントを渡されていたのですが、これが最高でした。
ビタミンCのサプリメントかなんかなのですが、優しいオレンジ味で、顆粒なのでさらららと飲んでしまえばそれだけなのですが、私はすこしずつカミカミ。少しでもカミカミできることで、ファスティング初期の食べたい欲求はほぼ抑えられました。
顆粒を延々とカミカミしている私を見て、ファスティングマイスターさんは「そんな使い方する人初めて見た」と言っていました。快適に過ごすには創意工夫が大切なのです。

初回のグループファスティングでは初日で言い出した人が脱落するというアクシデントがありましたが、私はそのまま続けました。実は初日、私もすんごい頭痛だったのですが、やめる選択肢はありませんでした。
ファスティング自体は別に苦でもないし、3日目には快適になっていることはわかっているのです。

そのまま何事もなく3日目終了。あとは回復食で終わりなのですが、この回復食が歴代のファスティングの中でも最大に大変でした。

というのも、回復食2日目から遠出の日程と被ってしまい、いつも以上にモチベーション管理が大変だったのです。
コンビニにはいいものがあるとはいえ、人と一緒にお店に入った際などは選ぶものがかなり限られたりもしますし、何より旅先で自分の事情で食べられないのはだいぶ辛い。

ファスティング期間中なら全く食べられないからいいのですが、回復食だし、しかも1日目はすぎてるし、気をつけないといけないのはわかっているけれど、どうしたものか、となるのです。

ということで、ソフトクリームを少しもらって胃の痛みを感じ、トンテキを一切れ食べて胃の痛みを感じつつ、そんな回復食でした。一応自分では我慢しました。一口だけもらって食べられるなら食べようと思ったけど無理でした。
ソフトクリームなんてあんなに柔らかいのに、とっても胃が痛くなるの。不思議。乳製品は案外刺激物なんだなと実感したものです。

旅先での愚行は一応洗いざらいファスティングマイスターさんに報告し、呆れられましたが、家に帰ったら回復食の期間を少し伸ばした方がいいねとアドバイスをもらいました。
回復食期に何を食べるかで、お腹の中が善玉天国になるか悪玉帝国になるかが決まるので、お腹の中を上手に育てるためにも、発酵食品をたくさん食べるようにとのアドバイスももらいました。

酵素ドリンクファスティングの結果

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3日間の酵素ドリンクファスティングでは、終了時に確か2キロほど体重は落ちていたような気がします。
1キロほどは腸内細菌の重さらしいので、すぐ戻るよとのことでしたが、案外なかなか戻らず、むしろファスティング後も回復食っぽいものを食べている間は少し体重は減りました。

その後普通の食事に戻したら、あっという間に体重は戻ったのですが、ファスティングから1ヶ月以上経った頃に、「最近痩せた?」と言われることが多くなりました。

マスタークレンズの時もそうだったのですが、ファスティング直後の本当に体重が落ちている時より、そのあとの方が見た目的には変化があるようです。
むくみが取れたり、代謝が良くなったりすることが理由のようですが、自分では良くわかりません。
ただ、ファスティングをした人はやはり直後よりもしばらく経ってからの方が痩せたと言われるそうなので、そういうものなのだと思っています。

酵素ドリンクファスティングのその後

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これはあくまで私個人の勝手な感想ですが、マスタークレンズと酵素ドリンクファスティングを比べた時、酵素ドリンクファスティングをしたあとの方が体のボリュームのアップ率が高い気がします。あくまで個人の感想です。

マスタークレンズは、体内にあるものを根こそぎ取っていくだけなのですが、酵素ドリンクファステイングは、いい状態になるように耕して準備をしてくれるため、そこにいいものを入れれば非常に良い状態になるのでしょうし、悪いものを入れればお察しということになるのだと思います。

ということで、回復食後にいつもの生活に戻ってしまうと、いつもとは比べ物にならないくらい大きな体が育まれてしまう土壌が誕生しているようで…。
マスタークレンズの時とは比べ物にならないほど、その後の意識の高さが重要だと思います。

そんな酵素ドリンクファスティング1回目から4年ほど経ってからの話ですが、マスタークレンズを7日やっても100gも体重が減らないってことが起こったのですが(さすがにおかしいだろと思いました)、そこから急遽酵素ドリンクを投入したところ、すすっと2キロほど体重が落ちたことがありました。

もちろん体重が全てではないのですが、何も摂取してないのに、それでいてソルトウォーターでじゃーじゃーしているのに、少しも体重が変わらないのは、それだけ体内が滞っていたということだと思うんです。
そこに酵素ドリンクを入れることで改善したということは、ドリンクは代謝アップなどには貢献してくれたんだと思います。

どっちがいいとかというよりは、その時の状況に応じた臨機応変な使い分けと対応が重要なんじゃないでしょうか。

どちらの方法も、とりあえずいろいろスッキリするというのは共通なので、私は多分今後の折に触れてやっていくと思います。
ものすごくどこかが変わったということはないのですが、多分定期的にやっているのとやっていないのでは、20年後に差が出てくるんじゃないかと思います。

そんな程度の違いですが、わたしは続けていこうと思っています。

繰り返しになりますが、ファスティングはやり方や体調によっては危険な場合があります。くれぐれも無理はせず、快適で楽しいファスティングライフを過ごしましょう。







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