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もうすぐ秋が終わりそうな日の記録 写真/ポエム/アロマ

新婚旅行で琵琶湖の写真数枚しか撮ってないことに愕然とした私は、良いのだよ思い出は頭の中にあるのだから、と言い訳してみる。結局どこに寄ったのか、もうすでに記憶は曖昧だ。

そもそも、記念に写真を撮るということが、思春期当たりから嫌いになった。それは今でも続いている。自分の姿が嫌いになったから?いや、自分が対象でなくたって、記念写真は撮らない。私が撮るのはいつも、日常の中に何かふとしたゲージュツのようなものが見えたときだけだ。

だから、実はこのnoteに上げてる写真は全て、私が意図的に日常から切り取った、日常のフリをした非日常である。物語が感じられる写真、と言ってみようか。そんな感じの写真が好きだ。撮る側としては。見るときはどーでも良くなってしまった。


母の誕生日を忘れた
冬生まれだったような気がする
母の命日も忘れた
秋の雨の日だったことだけ覚えている
教室で
雨だから朝の時間は
読書の時間になった日
左の隅に設えられた棚にはモニターと白い電話機
鳴りそうな気がした
みんなの声がもわんと籠もってる
本を読む人間は
あんまりいない
職員室や他の教室から連絡があったら
電話は鳴る
もわん
がやがや
しとしと
ぺらり
そして鳴って私がとって
やっぱり母危篤の連絡で
外は雨が冷たそうで
どしたん?え、まじでどしたん?
と特に仲良くない男の子が
ちょっとこっちがびっくりするくらい
びっくりした様子で聞いてきて
だからびっくりしてびっくりしつつ
冷静に驚いて何も返せなかった
雨にかすむ中庭の茶色
マンキンのキャラソンの中にあった、今日は良い天気だ死ぬには良い日だ!そおおおたしかーにーみたいな歌詞を思い出しながらランドセル背負って
今日雨じゃんと思った

それから
びょーいんでもう死んでたぽいおかーさんに会う
目を見る
真っ黒な穴
見開かれ虚無
ぽかんと空いた口
お医者さんが私とおとーとの到着を待ってたかのように
ちらりとこっち見て
ごりんじゅーです
と言いましたとさ
おかーさんの死体は完全に「DEATH」って感じで
ただただ
怖くてムリ早く死んでちゃんと
って
思ってた

葬式のときは漫画みたいになってしまったと思っていた
現実がフィクションに侵食された
だからそれからの私は、
フィクションを現実で侵食してやろうと
図書館に通い詰めて
お小遣いをほぼ
小説の文庫に注ぎ込んだ
できあがったのは
かわいそうで手に負えないインモラルな少女でした

ポエムはおしまい


今日はリードディフューザーをひっくり返したり、カルディでココナッツミルク買ったり、昼寝し過ぎたりで大変だった。洗濯もし忘れたし。

夜はアロマポットで、ヒバとユズの精油を垂らしたらとても良い感じのノートになった。ヒバ5滴ユズ3滴にしたら、トップでユズが香り、しばらく経つとユズの香りが消えてヒバがいい感じに香ってきた。DULTONのキッチンタイマー45分にセット。さっき火を消した。

アロマといえば、アッシュの今年の秋ブレンドはコスモスだったけど、とても良かった。フローラル系の精油を使わずにコスモスの雰囲気を出しているのはさすがプロのブレンドだわぁ。10月中ならまだ秋ブレンド買えると思う。月別のも欲しかったけど、柑橘系のはムーンライトブレンドがまだ残っているので我慢。


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